味わう

昭和の「大沼あんぱん」が復活!大沼公園駅内ショップで販売開始

千葉美奈子
Written by 千葉美奈子

昭和の「大沼あんぱん」が復活!大沼公園駅内ショップで販売開始

【七飯町】昭和20年代から昭和時代の終わりごろまで、地元の人々や観光客などに愛された「大沼あんぱん」。かつてJR大沼駅付近にあったパン屋さんのこしあんぱんで、駅弁や地元のだんご店のだんごなどと同じように、大沼駅でかごに入って売られていたそうです。40年近く愛され続けましたが、現在はお店もなくなり、幻のあんぱんとなっていました。

その大沼あんぱんが、このほど、七飯町内のパン屋『こなひき小屋』のオリジナルレシピで復活! JR大沼公園駅内のローカルセレクトショップ『小昼庵』(こびりあん)での販売が2014年6月上旬から始まりました。今回は、大沼あんぱん復活に関わった方のお話を伺ってきました。

JR大沼公園駅内に、観光客も地元の人も立ち寄りたくなるスペースを

『小昼庵』は、JR大沼公園駅の待合室内に2014年4月26日にオープン。弁当、和洋菓子、乳製品、ジャムなど、大沼やその周辺の商品や特産品を販売しています。

▼JR大沼公園駅と、レトロな雰囲気の小さなお店「小昼庵」
昭和の「大沼あんぱん」が復活!大沼公園駅内ショップで販売開始
昭和の「大沼あんぱん」が復活!大沼公園駅内ショップで販売開始

利用者の大半は観光客ですが、小昼庵では「地元の人も気軽に立ち寄れる場にしたかった」そうです。地元の人たちに、小昼庵で何が売られれば嬉しいかリサーチしたところ、地元にほとんどパン屋さんがないこともあり、「パン」「あんぱん」という声が多いことに驚いたそう。そして、JR七飯駅近くにあるパン屋『こなひき小屋』に相談。こなひき小屋のオリジナルレシピで、あんぱんの販売を復活させるという計画が進みました。

▼七飯町のパン屋「こなひき小屋」
昭和の「大沼あんぱん」が復活!大沼公園駅内ショップで販売開始

オリジナルの"こなひき小屋の大沼あんぱん"として復活

こなひき小屋によると、同店の店頭で売られているあんぱんとは違う、オリジナルの「こなひき小屋の大沼あんぱん」として作りました。こだわりは、「しょっぱいあんこ」と「素朴な風味」。生地の小麦粉やあんこの小豆は、北海道産のものを使用しています。ほのかに塩気を感じるこしあんと、素朴な風味の生地の絶妙なバランスを目指したあんぱんは、幅広い年代に好まれそうな味わいです。

毎週月・木・土はパンの日!

小昼庵では月・木・土の11:30から、大沼あんぱんと、数種類のこなひき小屋のパンを販売。土曜日は食パンの販売もあります。

▼小昼庵で売られているパン。あんぱん以外は日によって種類が変わる。
昭和の「大沼あんぱん」が復活!大沼公園駅内ショップで販売開始
昭和の「大沼あんぱん」が復活!大沼公園駅内ショップで販売開始

小昼庵では「かつて愛されていた大沼あんぱんの復活が、地域コミュニティー活性の1つのきっかけになってくれたら嬉しい」と話しています。レトロな雰囲気を大切にし、ミニカップでのコーヒーのサービスもある小昼庵。大沼公園に観光で訪れた方も、近郊に住む人で遊びに訪れた方も、ぜひ駅の中をのぞいてみてはいかがでしょうか。

小昼庵
七飯町字大沼町85-8 JR大沼公園駅内
TEL:080-4503-1726
営業時間:10:00~17:00、水曜定休

こなひき小屋
七飯町本町4-1-55
TEL:0138-65-8513
ウェブサイト

筆者について

千葉美奈子

千葉美奈子

東京都出身。2012年夏から函館市在住。乳幼児と保護者向けイベントの講師業のほか、総合情報サイト『All About』の乳児育児・絵本ガイド。自身も子育て現役中。初めての北海道生活、函館の空の表情の豊かさは、長年かかって築かれてきた価値観・人生観に大きな影響を与えたようです。道南地方の個性的な魅力に触れるたびに幸せな気持ちに。趣味は料理、パン作り、野球観戦。