かわいい店内でパフェやサンドイッチを!函館・ストロベリーパルフェ

【函館市】函館・五稜郭公園近く、本町の繁華街の中心にあるスイーツとサンドイッチのお店「ストロベリーパルフェ」。華やかでかわいらしい店内が特に若い女性に人気ですが、実は若い女性にとどまらない人気を集めているのです。今年(2015年)5月新装オープンしたお店に、その魅力を探りにいってきました。

こだわりの手づくりスイーツとサンドイッチ

店長の浅井信子さんとスタッフ3人、全員が女性、そして子育て中のママです。女性がターゲットのお店で、女子高校生などにも人気がありますが、年齢層の幅は、上は70代ぐらいまでと幅広いそう。人気のフルーツサンドを購入するのは女性と男性が半々だそうです。観光シーズンには外国人客も多く、中国人のお客さんの中には「中国にはこういうかわいらしい雰囲気のお店がない」と喜ぶ人もいるそう。

▼店長の浅井さん(右)とパティシエさん

▼かわいらしい店内


看板スイーツの「苺たっぷり苺パフェ」(フルサイズ1000円、ミニサイズ800円)は、森町の「駒ヶ岳牛乳」のソフトクリーム、苺は北斗市産の「けんたろう苺」を使用。コクのあるソフトクリームと、適度な酸味の苺の相性が抜群。下部にはシフォンケーキ入り。

スイーツやサンドイッチは、スタッフたちが手づくり。感動するほどフワフワしたサンドイッチの食パンは、添加物を抑えた洋菓子やパンを提供する「社会福祉法人かいせい」(函館市追分町)から取り寄せ。野菜は近所の野菜直売所からも直接買います。フレンチトーストに使うのは、市内五稜郭町のパン屋「ちいさなしあわせパン」の弾力のある食パン。サンドイッチのツナサラダにはドライトマトのみじん切りを入れて味に深みを出すなど、素材と具へのこだわりがあります。


▼素材と手作りにこだわったお菓子

▼女性パティシエ手作りのケーキ

▼商品によって使う食パンも使い分ける

2015年5月の新装オープンでお惣菜の提供もスタート

2012年8月にオープンした同店。今年春には店内を改装。大きく変わった点は、客がショーケースから直接サンドイッチやお惣菜を取れるようにガラスをはずした形にしたこと。これによって、今まで通りがかりの人が外から見るとガラスで光が反射してよく見えなかったショーケース内が見えるようになり、立ち寄ってくれる人も増えたそうです。

▼通りがかりにもショーケース内のサンドイッチが目を引く

また今回の改装で、ビル3階に、無添加素材と手作りのお惣菜店「タカノキッチン」の厨房が入ったことで、開店前に作りたてのお惣菜を下ろしてもらえるようになったこと。このお惣菜を添えたサンドイッチセットが「サンドイッチ&プチ惣菜3種&ドリンクセット」(1000円)。ポテトサラダはレシピを聞きたくなる素朴で優しい味わい、ミートボールはふんわり薄味で美味。

▼「サンドイッチ&プチ惣菜3種&ドリンクセット」(1000円)

2階貸し切りスペースは宴会、プライベートの打ち合わせにも

2階は予約制で8名からの貸し切り切り限定。プライベートな空間なので、男性の職場の打ち合わせなどにも重宝されているそう。小さな子連れのママたちの利用も多く、希望によって、プレイマットを床に敷いてキッズスペースを作ることも。「お子さんのお気に入りのDVDなども持ってきて観ていただいて構わないんですよ」と浅井店長。とても嬉しいサービスですね。

宴会場としても対応しており、酒類もビール、ウィスキー、焼酎、カクテル、サワーと一通り揃っています。食事のコースは「おまかせで」というお客さんが多いそうで、希望料金や年齢層、大まかな傾向などを聞いて提供。隠れ家的な雰囲気で、口コミで利用客が増えています。

ママ店長、スタッフたちのこだわり「子どもに食べさせて安心なものを」

「子どもに食べさせて安心なものを提供するというのが基本です」という店長の浅井信子さんは2歳の男の子のママ。その思いは他のスタッフさんたちも同じ。かわいい雰囲気だけじゃない、地域の力を集めたこだわりの素材、手作りのメニューが「ストロベリーパルフェ」の人気の原点のようです。浅井店長とスタッフさんの気さくさにも触れられました。

暑くなってきたらあんみつも提供、テイクアウト専用スイーツメニューも充実しており、幅広いニーズに応えてくれる同店。五稜郭公園付近を訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

ストロベリーパルフェ
所在地:北海道函館市本町23-1 [地図]
電話:0138-56-2111
営業時間:11:00~18:00(2階貸し切りスペースは、10:00~23:00の中で1~3時間)
定休日:日曜日
公式Facebookページ