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ログハウスに白い展望塔のあるカフェ―七飯『森の丘のcafe 青い空』

千葉美奈子
Written by 千葉美奈子

ログハウスに白い展望塔のあるカフェ―七飯『森の丘のcafe 青い空』

【七飯町】2015年5月に七飯町仁山にオープンしたカフェ『森の丘のcafe 青い空』が、函館周辺でじわじわ人気を呼ぶほか、札幌方面でもその存在を知られているとのこと。「どんなカフェなんだろう!?」とワクワクしながら訪れてみました。

仁山の丘の上、ログハウス内に広がるワクワク空間

函館方面から向かうと、大沼公園へ向かう函館新道を下りてしばらく進み、国道5号線と北斗市方面に続く道道96号線が交わる地点で左折。少し走ると「カフェ 営業中」ののぼりが立っています。そこを右折して入っていき、随所に立つ「青い空→」の看板に沿って進んでいくと、森の中に『森の丘のcafe 青い空』が登場します。ログハウスに白い塔のようなものがそびえる独特の外観。中に入っていくとまた、ワクワクする世界が広がっていました。

▼冬場にも訪れたくなる暖炉の火
ログハウスに白い展望塔のあるカフェ―七飯『森の丘のcafe 青い空』

▼2階には、急な階段を木の枝を手すりに上る
ログハウスに白い展望塔のあるカフェ―七飯『森の丘のcafe 青い空』

▼2階席
ログハウスに白い展望塔のあるカフェ―七飯『森の丘のcafe 青い空』

▼緑に囲まれたベランダ
ログハウスに白い展望塔のあるカフェ―七飯『森の丘のcafe 青い空』

建物内の柱も階段の手すりも、太い木や枝で作られ、1階奥にはどっしりとした暖炉。テーブル席やソファ席、ベランダのテーブルやカウンター席など、客席もバラエティ豊か。古電話などさりげなく置かれた骨董品も自然に空間になじんでいます。オーナーの藤田正男さんと長女の麻弓さん、三女の紗耶可さんが出迎えてくれました。

オーナーが森をイメージして手作り

建物は、北斗市在住の藤田さんが13年前に建築。自分が子どものころからこんな建物を建てたかったという藤田さん。本業の建築関係の仕事のかたわら、約4年かけて少しずつ建てたそうです。初期段階の工事を業者に手伝ってもらった以外は、すべて藤田さんが手作り。黄色と赤のファブリックを中心に、天井には黒いカバーを。黄色は幸せ、赤は情熱、黒は心の静寂という3つのイメージでまとめています。

▼平日は姉妹2人で切り盛り
ログハウスに白い展望塔のあるカフェ―七飯『森の丘のcafe 青い空』

当初、別荘として建てましたが、このほどカフェとしての営業をスタート。平日は麻弓さんと紗耶可さんが切り盛りし、休日は藤田さんと奥様も手伝いに入ります。完成時に話題を呼んだ建物だったこともあり口コミで評判が広がるほか、紗耶可さんが札幌、小樽での活動を中心としたインストゥルメンタル・デュオ・ユニット『my&Jennie』を展開していることもあり、その存在はあっという間に広がりました。土日は多くの客でにぎわうそうです。

白い塔は、かつてお風呂場だった!

ログハウスに白い展望塔のあるカフェ―七飯『森の丘のcafe 青い空』 外から見て不思議な存在だった白い塔は、ヨーロッパ旅行が好きな藤田さんが、ドイツ南部のノイシュヴァンシュタイン城をイメージして作ったといいます。何と、建築時にはお風呂場として建てたそうです。満天の星空を眺めながらお風呂に入りたいとのアイデアで作った、垂直に近い階段を上っていく浴室塔。現在は展望台として訪れる人たちを楽しませています。高齢のお客さんの中にも、ぜひ展望台からの景色を眺めたいと手すりにつかまってほぼ垂直の階段を上る方もいるそうです。

▼白い展望台からの眺め
ログハウスに白い展望塔のあるカフェ―七飯『森の丘のcafe 青い空』

サイフォン式で入れたコーヒーをアットホームな空間で

サイフォン式でコーヒーを入れるお店は函館周辺にはあまり多くないということで、その光景も新鮮に映ります。香り豊かですっきりとした味わいの「オリジナルブレンドコーヒー」は税込500円。

▼ハムとマスタードソースの「ホットサンド」、オリジナルブレンドコーヒー
ログハウスに白い展望塔のあるカフェ―七飯『森の丘のcafe 青い空』

フードの人気メニューは、「モーニングセット」(トースト、サラダ、ゆで卵、コーヒー付きで税込650円、10:00~14:00)、マスタードソースとハム、レタスをサンドした「焼きサンド」(税込400円)。チョコとバナナの「ミニパフェ」も、素朴で懐かしい味わいで「ミニ」の割に食べごたえがあると好評だそうです。藤田姉妹が醸し出す温かい雰囲気が、誰かのおうちに遊びに来たような落ち着く空間を作り上げています。

▼素朴で懐かしい味わいと人気の「ミニパフェ」
ログハウスに白い展望塔のあるカフェ―七飯『森の丘のcafe 青い空』

カフェの周りにも遊び心がいっぱい

ベランダにはブランコや望遠鏡があり、お店の向かいにはピザを焼くために作った石窯が。まだ藤田さんやご家族の友人が来た時などにピザを焼くだけでメニューには加わっていませんが、周辺から「石窯焼きピザをメニューに入れてほしい!」との声も多いとのこと。週末などに登場する日もくるのではないかと、期待させてくれます。隣接して藤田家の畑もあり、収穫した野菜がモーニングセットのサラダに登場することもあります。

▼2階席ベランダの望遠鏡
ログハウスに白い展望塔のあるカフェ―七飯『森の丘のcafe 青い空』

▼ハンモックももちろん使用可!
ログハウスに白い展望塔のあるカフェ―七飯『森の丘のcafe 青い空』

▼ベランダのブランコでお客さんの子供が遊ぶことも
ログハウスに白い展望塔のあるカフェ―七飯『森の丘のcafe 青い空』

▼こだわりの石窯
ログハウスに白い展望塔のあるカフェ―七飯『森の丘のcafe 青い空』

時折、函館本線の列車の音が心地よく響きます。訪れる人を包み込んでくれるような、丘の上の隠れ家。春にはベランダ前の八重桜が見事だそう。そして夏のさわやかな時期はもちろん、冬場にもぜひ訪れたくなりました。

森の丘のcafe 青い空
北海道亀田郡七飯町仁山455-63 [地図]
080-1879-4390
営業時間:10:00~18:00
定休日:木曜日
  Facebookページ
インストゥルメンタル・デュオ・ユニット『my&Jennie』

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筆者について

千葉美奈子

千葉美奈子

東京都出身。2012年夏から函館市在住。乳幼児と保護者向けイベントの講師業のほか、総合情報サイト『All About』の乳児育児・絵本ガイド。自身も子育て現役中。初めての北海道生活、函館の空の表情の豊かさは、長年かかって築かれてきた価値観・人生観に大きな影響を与えたようです。道南地方の個性的な魅力に触れるたびに幸せな気持ちに。趣味は料理、パン作り、野球観戦。