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釧路湿原を見るならどこがよい?! 釧路湿原周囲のビュースポット5選

(4)コッタロ湿原展望台(標茶町)

コッタロ湿原展望台は、サルボ展望台から6kmぐらい、約10分ちょっとで到着しました。ほとんどの行程が砂利道で狭いので運転には注意が必要です。

▼コッタロ湿原展望台にはここから山道を登っていく
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釧路湿原の北東の端にあるコッタロ湿原は、広い釧路湿原の中でも特に原生の姿をとどめているため、国立公園の特別保護地区に指定されている場所です。駐車場から山道を15分ほど登っていくと展望台があります。山道には階段が作られているため比較的歩きやすいですが、勾配がけっこうきついので歩き慣れていない人にはこたえるのではないでしょうか。

▼展望台には望遠鏡もある
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コッタロ湿原展望台からは、ヨシやスゲの湿原や、その中を蛇行するコッタロ川など美しい自然を目の当たりにすることができます。アオサギなどの野鳥を見ることもできるようです(筆者は見られませんでした)。さらに運がよければタンチョウなどが見られることもあるということです。

▼広大な敷地に広がるヨシやスゲの湿原
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ちょっと寄り道!鶴見台(鶴居村)

ここは湿原とは関係ありませんが、タンチョウ(丹頂鶴)が見られることで有名な場所です。コッタロ湿原展望台から、次の目的地である釧路湿原展望台に行く途中(少しだけ遠回りしますが)にあるので寄ってみてはいかがでしょうか?  鶴見台は、コッタロ湿原展望台から約20km、30分ぐらいで到着しました。

▼タンチョウの給餌場「鶴見台」
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鶴見台は、タンチョウの給餌場のひとつで11月~3月の間、朝方と午後2時半頃の2回タンチョウにエサを与えているそうです。タンチョウを群れで見ることができるので、鶴居村の観光十景に選ばれています。

ただ、タンチョウがいないときもあるので、必ず見られるわけではないことに注意して下さい。特に暖かくなるとタンチョウは移動してしまうので、冬以外はタンチョウがほとんどいないということです(稀にここで越夏するタンチョウもいるそうですが)。ちなみに筆者が行ったとき(11月上旬)には、タンチョウを見ることはできませんでした。

▼ここにタンチョウの群れが訪れる
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(5)釧路市湿原展望台(釧路市)

釧路市湿原展望台は、鶴見台から約13km、20分ぐらいで到着しました。ちなみに鶴見台に寄らなかった場合、コッタロ湿原展望台から約30km、40分ほどで着くと思われます。

釧路湿原を見るならどこがよい?! 釧路湿原周囲のビュースポット5選

釧路市湿原展望台は、湿原に群生する「ヤチボウズ」をモチーフに建築設計家「毛綱毅曠」が設計した建物で、1984年にオープンしました。屋上からは、湿原や釧路市街を見渡せることができます。

▼釧路市湿原展望台内では、湿原に関すること、湿原に生息する生物などについて知ることができる
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今回、紹介している展望台で唯一の有料施設ですが、映像で四季の湿原を見ることができたり、湿原の歴史などについても知ることができる施設ですので、寄ってみることをオススメします。

▼釧路市湿原展望台の屋上から見た景色
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釧路市湿原展望台の裏には、1周約2.5kmの湿原展望遊歩道(北斗展望台園地)があり、歩いてサテライト展望台へ行くことできます。少しの登り降りはありますが、ほとんど木道で繋がっているので、登山靴などでなくても回ることが可能です。ゆっくり回って1時間ちょっとで釧路市湿原展望台に戻って来れますので、ここに来たならぜひ回ってみてはいかがでしょうか。こちらの湿原展望遊歩道は無料で回ることができます。

▼湿原展望遊歩道。このように木道が続いているので歩きやすい
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▼釧路展望遊歩道にあるサテライト展望台から見た釧路湿原
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釧路市湿原展望台
所在地:釧路市北斗6-11
電話:0154-56-2424
開館期間:通年
開館時間:5月~10月/8時30分~18時00分、11月~4月/9時00分~17時00分
休館日:年始年末(12月31日~1月3日)
入館料:入館料(1人1回)/大人470円 高校生250円 小中学生120円
(釧路市湿原展望台を含めた湿原関連施設5ヶ所を入場料1,020円(通常5ヶ所で2,450円)でまわることができる、5日間有効パスポート「しつげん55パス」が利用可能)

釧路湿原をほぼ一周し、出発地のJR釧路駅に戻りました。釧路市湿原展望台からは約16kmで、30分ほどで到着しました。JR釧路駅を朝の8時に出発し、展望台ではちょっとした休憩なども入れながらゆっくり回って戻ってきたのは15時半でした。夢が丘展望台が通行止めで行けなかったことや鶴見台にほとんど滞在しなかったことで、少し所要時間は短くなったかもしれませんが、ゆっくり回っても1日かからず回ることができるでしょう。

注意することは、展望台にトイレがない所が多いこと。また、展望台周辺にお店がないので、飲み物、食べ物などは前もって買っておいた方がよいでしょう。もちろんゴミ箱もないので持ち帰りましょう。

湿原をめぐる行程では、釧路川べりで大きな魚を見たり、車の横にエゾシカの群れがいたり、空いちめんに猛禽類が舞っていたり、畑にタンチョウがいたり、山の斜面にキタキツネがいたりと、これまで見たことない風景、生きものを目の当たりにすることができました。

▼釧路川べりまで行くことができた
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▼エゾシカ、猛禽類の群れ、タンチョウ、キタキツネ
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広大な湿原に感動することはもちろん、道中での発見も多く、充実した時間を過ごすことができました。これから釧路湿原観光を考えている方は、こうした行程そのものの楽しみも味わってみてはいかがでしょうか。

参考文献:釧路湿原国立公園連絡協議会ウェブサイト、釧路観光コンベンション協会ウェブサイト

筆者について

石簾マサ

石簾マサ

すべてのしがらみを捨て札幌で永住するぞ……と移住してきた50代のおっさんライター。札幌楽し~い。移住者が見た札幌の楽しさ・良さを伝えていければ……と思っております。