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懐かしいがいっぱい!駄菓子と玩具の卸問屋「株式会社東京屋」

早川千尋
Written by 早川千尋

懐かしいがいっぱい!駄菓子と玩具の卸問屋「株式会社東京屋」

【札幌市】子供のころ、駄菓子屋へ行った思い出はあるだろうか。 実は私、いまだに駄菓子屋へ通っている。私が行く駄菓子屋では、子供たちがお小遣いを握りしめ、「あれも欲しい、これも欲しい」「今日はお小遣い全部使ってくじを引くぜ!」と楽しそうにしている。 店に並ぶとても安くておいしい駄菓子達を見ていると、「まとめて買いたい!」と思ってしまう。そんな夢を叶えてくれるお店が、苗穂にある。

秘密基地みたいなお店

苗穂駅を出て徒歩5分、北3条通りを西に進むと駄菓子屋の卸問屋がある。その名も「株式会社東京屋」。ここでは、『駄菓子のオトナ買い』が出来る。場所は通りに面しており、とてもわかりやすい。「東京屋」という名前は、創業者である先代の社長さんがつけた名前で、東京から札幌から来たということでこのような名前になったのだそうだ。

ぱっと見て私が思ったのは「ここは秘密基地だ!」と言うことである。黒い建物の入口には段ボールが積まれており、「倉庫感」が拭えない。しかしよく見ると奥に扉がある。その先には、洞窟の中の隠れた財宝のように、大量の駄菓子と玩具がところ狭しと並んでいるのだ。

天井まで高くそびえる駄菓子、駄菓子、玩具、玩具……

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扉を開けてすぐ目に入るのは、天井まで高く積み上げられた商品の数々である。通路も正直広いとは言えない。しかし、その分たくさんの種類と量の商品があるのだ。 その正確な量は誰も知らないのだそう。商品は常に動いており、把握することは不可能なのだという。

壁におめんが飾ってあったり、天井からビニール人形がぶら下がってあったりと、とても賑やかだ。誰もが知る昔ながらの人気キャラクターから、最新流行のキャラクターまで幅広く揃えられている。もちろん、それらも購入することが出来る。

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これぞ『The オトナ買い』!箱買い・袋買い

商品は基本的に箱や袋に入っている。必ず中身が見えるように工夫がされている。袋ものは透明な袋につめ込まれている。箱ものはサンプルが袋に入って棚にかけられているものや、箱の上部にフタの代わりに透明なフィルムが張ってあり、中身がまるわかりになっている。とてもわかりやすく、購入者にやさしい配慮だ。 また、卸問屋だけあって、通常よりも安価で購入することが出来る。

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流行のものだけじゃない、懐かしい玩具も充実

奥の一角に、古くからの玩具のコーナーがある。けん玉やめんこ、コマや紙風船……。中には私が知らないものや遊び方のわからないものもあった。

最近の子供たちは家でもゲーム、外でもゲームと、ゲーム世代である。「今の時代の子供たちにも昔の良きおもちゃを知っていて欲しい」と小学校などから販売依頼が来るそうだ。もちろん、懐かしいと買っていく一般の方もいる。

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真夏の主役たち

綿菓子やポップコーン、かき氷、くじ引き……。これからは祭の季節だ。東京屋には、かき氷のシロップやポップコーンの種など、お祭りの屋台の材料が販売されている。すくい(水に浮かんでいる金魚や人形をすくう屋台)の人形や道具、割り箸など、食べ物の材料以外の商品も売っている。学校祭のための販売依頼もあるのだそうだ。

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ちなみに花火は年中販売されているため、夏以外でも購入可能だ。東京屋に行けば、真冬に花火という乙な遊びも夢ではない。

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家でも駄菓子と玩具を堪能

東京屋は、ホームページでも買い物をすることが出来る。こちらも必見だ。そのとても見やすくわかりやすいHPは、実際に足を運ぶ前の予習としても十分に利用出来る。商品一覧だけでなく、商品のランキングなどもあるため、駄菓子好きにはたまらない、充実したホームページとなっている。

今回、土曜日に行ってきたのだが、店内には家族連れのお客さんが多かった。「これ欲しい」「それ買うならさっきのは駄目!」とわいわいと駄菓子やおもちゃを選んでいる微笑ましい様子を見ることが出来た。 皆さんも、家族・友達と一緒にわいわいと、ひとりでたんまりと、「オトナ買い」をしに来てはいかがだろうか。

株式会社 東京屋
住所:〒060-0033 北海道札幌市中央区北3条東10丁目18-19 [地図]
電話番号:011-241-5068
営業時間:
夏期(4月~10月)9:00~18:00(昼休み 12:00~13:00)日曜・祝日および8/14~8/16は定休
冬期(11月~3月)9:00~17:30(昼休み 12:00~13:00)土曜・日曜・祝日および年末・年始は定休
ウェブサイト

筆者について

早川千尋

早川千尋

旭川で生まれ、札幌・釧路・函館を転々とし、札幌に落ち着く。カエルとものづくりが大好きで、特に消しゴム・石はんこや石鹸作りに情熱を注いでいる。心躍る面白い店と野生のカエルを求め、自転車とJR・地下鉄を駆使し札幌市内を放浪する。