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全国の物産展で大人気「虎のしっぽ」がついに札幌でも!「北氷菓」

早川千尋
Written by 早川千尋

全国の物産展で大人気「虎のしっぽ」がついに札幌でも!「北氷菓」

道民の皆さん、トラ柄のソフトクリーム「虎のしっぽ」をご存じでしょうか。北海道素材を使用しているこのソフトクリームですが、意外と道外の方のほうがご存じかもしれません。というのも実はこの「虎のしっぽ」、道外で開催される物産展で大人気のソフトクリームなんです。今回は「虎のしっぽ」「悪魔ソフト」で有名な「北氷菓(きたのひょうが)」をご紹介します。

行列が出来るほどの人気店「北氷菓」

全国の物産展で大人気「虎のしっぽ」がついに札幌でも!「北氷菓」

地下鉄東西線白石駅から徒歩10分、東北通を歩いていると水色の看板「ソフトクリーム 北氷菓」が見えてきます。引き戸を開けて店内に入ると、カウンター席やテーブル席、ソファー席が。これからの暑い季節、涼しい店内でソフトクリームを食べながらゆったりと涼むことが出来そうです。

見た目のインパクト大!「虎のしっぽ」って何味?

「虎のしっぽをください!」そう言って渡されたのが、こちら。

全国の物産展で大人気「虎のしっぽ」がついに札幌でも!「北氷菓」

どうでしょう、この見た目!「虎のしっぽ」はその名の通り、黄色と黒という珍しい色のソフトクリームです。その派手さゆえ、通りすがりの人から注目を浴びそうです。この色の組み合わせは、考案者の方が元々阪神タイガースファンだったこともあり、色のコントラストを追求した結果、黄色と黒にたどり着いたとのことでした。

そこで気になるのがいったい何味? というところ。黒はビターショコラ、黄色はパンプキンです。チョコとパンプキンというのはあまりなじみのない組合せですが、それをミックスソフトクリームにしてしまったということが一番の驚きです。

ビターショコラは濃厚、パンプキンはさっぱりとした味です。ガツンとくる見た目に反して、甘すぎることはなく後味すっきり。もちろん、チョコとパンプキン同士が喧嘩すること無くよくマッチしていて、「なぜこの組合せが今まで無かったのか!?」と新しい扉を開いてくれます。

全国の物産展で大人気「虎のしっぽ」がついに札幌でも!「北氷菓」

真っ黒な「悪魔ソフト」、おこっぺ産生乳100%「おこっぺ牛乳ソフト」も

「虎のしっぽ」以外にも、「悪魔ソフト」、「パンプキン」があり、「虎のしっぽ」のそれぞれの味を個別で味わうことができます。

「悪魔ソフト」はその名の通り悪魔を彷彿とさせる黒い色、味は濃厚なのに後味さっぱりすっきりなビターショコラ味。男性の方に人気だそうです。「パンプキン」は北海道産のかぼちゃを使用。他にも、おこっぺ産生乳100%を使用している「おこっぺ牛乳ソフト」があり、キャラメルや黒蜜がトッピングされたソフトもあります。

もともと「虎のしっぽ」は物産展のみだった!?「北氷菓」の歴史

全国の物産展で大人気「虎のしっぽ」がついに札幌でも!「北氷菓」

今でこそ、札幌で「虎のしっぽ」を販売している「北氷菓」ですが、デパートにおける夕張メロンソフトの販売がそもそもの始まりでした。その当時、デパートでのソフトクリ―ム販売はあまり無い時代でしたが、夕張市の石炭村で本物の美味しいソフトクリームを学び、販売を開始したのだそうです。

その後、小樽で店舗を開き、牛乳ソフトを販売。全国の物産展での「虎のしっぽ」が絶賛大人気だったものの、小樽では機械の都合上、白い牛乳ソフトのみの販売でした。小樽のお店は5年ほど続きましたが、「やっぱり『虎のしっぽ』をお店でも売りたい!」となったそうで、2015年4月末に現在の店舗に移転。札幌で「虎のしっぽ」が食べられるようになった歴史的瞬間となりました。

これからの季節、ソフトクリームは必須! ですが残念なことに、最近、コーンの包み紙やカップを道端に捨てたり、違法駐車や他のお店に駐車したりなど、心無い行動により、周辺住民の方からの苦情が相次いでいるそうです。他にもソフトクリームをわざとふざけて横にして無駄にしてしまう人もいるそう。せっかくの美味しいソフトクリーム、きちんとマナーを守って食べて下さいね。

黄色と黒とオレンジ!? 物産展で販売「伝統の一戦」

物産展では、「虎のしっぽ」「悪魔ソフト」の他に、「伝統の一戦」というソフトクリームがあります。配色は黄色と黒のソフトと、オレンジ色のソフトがひとつのカップに入っています。その正体は「虎のしっぽ」と夕張メロンソフトの組合せ。

「伝統の一戦」とはなんとも食べ物らしからぬ名前ですが、イメージとしては「阪神対巨人戦」。東京ドーム出店時に考案されたソフトクリームだそうです。「伝統の一戦」は物産展限定販売なので、道外の方はイベント開催時に探してみて下さい。

去年から札幌で食べられるようになった「虎のしっぽ」、濃厚でさっぱり、これからの夏にぴったりなソフトクリ―ムでした。道内の方は東札幌で、道外の方は物産展で、是非ともお試しあれ。

北氷菓(きたのひょうが)
所在地:札幌市白石区東札幌1条4-8-32 みやびビル1F
営業時間:11:00~18:00、水曜・木曜定休
TEL:011-842-6700

筆者について

早川千尋

早川千尋

旭川で生まれ、札幌・釧路・函館を転々とし、札幌に落ち着く。カエルとものづくりが大好きで、特に消しゴム・石はんこや石鹸作りに情熱を注いでいる。心躍る面白い店と野生のカエルを求め、自転車とJR・地下鉄を駆使し札幌市内を放浪する。