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知床の魅力、それはなんといっても大自然。陸上でも、海上でも、たくさんの">知床では野生の動物たちに会えます – 北海道ファンマガジン [ファンマガ]
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知床では野生の動物たちに会えます


知床の魅力、それはなんといっても大自然。陸上でも、海上でも、たくさんの野生の動物たちに会うことができるのが、知床です。

エゾシカさんに会えますか?

知床では野生の動物たちに会えます

知床では野生の動物たちに会えます  お喜びください。鹿さんに会えます。エゾシカですね。それがかなりの高確率で遭遇します。私が行ったときで、10頭以上も見かけました。ま、朝方だったということもあるのでしょうが、特にウトロ側の知床自然センターから知床五湖、知床峠にかけて遭遇率が高かったです。ふつうに国道の路肩で草を食んでいる光景を見ることがあります。数頭の群れで現れることも多く、オス・メス・メス・メス・メス・子みたいなこともありえます。

 近寄ってもそんな簡単には逃げないのでいいのですが、えさを与えてはいけません。羅臼町の海岸線には、道路と森林との間にフェンスが張られていて、中にいることもあります。国道334号線の斜里~ウトロ間の海岸線沿いも同じことが言えます。ただ注意してほしいのは、エゾシカの飛び出しです。急に飛び出すので事故の確率も高いようです。エゾシカ詳細はこちら

ヒグマさんに会えますか?

知床では野生の動物たちに会えます

 熊さん、つまりヒグマにはエゾシカやキタキツネほど会えません。というか会ったら危険でしょう。会わない方向でお願いします。確かに知床はヒグマの生息数が世界でも有数なのですが、人がいるようなところにのこのこと顔を出すような動物ではありません。基本的に臆病なのです。だから、熊よけ鈴を鳴らしたり大声を出して歩くことが進められているわけです。

 ヒグマがよく出没するといわれているのは、知床五湖の三湖から五湖まで、また、それより奥地です。特に、通行禁止であるルシャ川までの知床林道の先は特にヒグマが多く生息しているとされています。ま、一般人は行くことができないので問題はないのですが、知床観光船から岸辺にヒグマを見ることができたりしますし、一般国道などでも出没することがあります。

 熊よけ鈴or大声が必要とされる観光名所は、フレペの滝散策路・知床五湖(特に三湖~五湖)があげられます。とにかく、知床に行ったらどこにでもヒグマがいると考えて行動しましょう。ヒグマ詳細はこちら

 ちなみに知床では、1歳以上の雌のヒグマは150頭生息することが知床財団の試算結果で分かっています(2010年6月)。道内最大、世界でも有数のヒグマ生息数を誇る地域であるということが裏付けられたことから、知床は本当に最後の秘境にふさわしい場所であることが分かります。

クジラ・イルカ・シャチもたくさん見られます!

 エゾシカ以外の野生動物を見たいなら羅臼側に行くべきです。特に羅臼沖合は海の野生生物を見る絶好のスポットです。たとえば流氷期には流氷の上にいる繁殖期のゴマフアザラシが見られます。3月中旬にゴマフアザラシ、4月にクラカケアザラシが観察できます。

 その親子アザラシを狙って、4月~6月に多く姿を見せるシャチも観察できます。シャチの作戦は頭脳的で、アザラシの乗っている流氷に向かってスピードをあげていき、手前でUターンするという作戦を用いるので、波が発生し、流氷の上にいるアザラシがバランスを崩し、海におっこちるというわけ。

 流氷期、アザラシは知床半島東の羅臼側に多く集まります。ゴマフアザラシは比較的浅い海域に、クラカケアザラシは比較的深い海域にと、すみ分けています。冬季に知床近海にもおり、夏季はサハリンや北千島・北方四島沿岸で生活します。北方四島では国後島、歯舞群島の一部で1000頭が生息します。夏季、北海道にもいますが、野付半島に100頭がいる程度です。

 クジラ・イルカも多く生息し、こちらも羅臼側にはホエールウォッチングの観光船も就航します。月により種類の異なるクジラを観察でき、ミンククジラは4~9月に高い確率で観察できます。ネズミイルカは8~10月、イシイルカは5~8月、カマイルカは7~9月、ツチクジラは3・4・9月、マッコウクジラは7・8月がピークといわれています。

知床では野生の動物たちに会えます
知床自然観察ガイド

知床財団が発行する、自然の魅力満載のガイドブック。山・森・草原・川・海の5章及び人と自然のかかわりの部分からなっていて、知床の自然の仕組みを解説します。巻末には知床データブックもあり、これ一冊で、知床大自然を完全マスターできますよっ!
山の章 地の果ての山々
森の章 ヒグマの棲む森
草原の章 エゾシカの戯れる草原
川の章 サケの遡る川
海の章 流氷の訪れる海
人と自然の章 いにしえのころ
フィールドガイド
知床データバンク

知床では野生の動物たちに会えます
知床

コア・アソシエイツの「知床」といういたってシンプルな題名の本。早い話が2005ガイドブック。自然の尊さを知るたびに出ようと副題がつけられています。スポットマップつきで知床観光にはお役立ちの一冊になるはず。斜里町の知床八景と、羅臼町の知床羅臼八景という合計16の景勝地も網羅。北の国から2002遺言のロケ地となった羅臼町の探索しようというユニークな章もあって楽しめます。ほかにも飲食や宿泊・土産などを収録。必携ですね。

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