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雪国で活躍する作業車たち!!

編集部
Written by 編集部

凍結防止剤散布車

雪国で活躍する作業車たち!!  道路に融雪剤をまいて走ります。散水車のような原理ですが、主に前ではなく後ろからまきます。後部には「融雪剤散布中」と電光掲示板で表示させながら走ります。基本的に最高速度をはるかに下回って走っています。後ろの車たちが渋滞することになります。ですが、どこか退避場所のようなところで抜かさせてくれるので大丈夫です。札幌市では最近では歩道専用の凍結防止剤散布車も登場し、前面で凍結路面を傷つけ溝をつけたうえで融雪剤や滑り止めを散布します。

ロータリー

雪国で活躍する作業車たち!!  親分と子分がいます(笑)。まず、子分から。子分は本当に小さく専ら歩道専用の除雪車です。一人運転手乗るのがやっとの狭さ。人通りの少ない夜中にやってしまうのです。親分は本当に大きいです。ダンプカーに匹敵します(いやそれより大きいかも……)。ですが、専ら大きな道路の排雪作業専用なのでひとりではやらず、ダンプカーとの共同作業です。大きなロータリーを前方に持っていて、そこで削り取った雪を後ろに送り、後方にいるダンプカーに上から自動的に積み込めるようになっています。

雪国で活躍する作業車たち!!  2人以上(一人運転もう一人補助)で乗車して排雪をします。はっきりいってダンプカーより偉いです。排雪中、声が聞こえると思ったらロータリーがスピーカーでダンプカーに「前」とか「OK」とか命令・指示を出しているのです。もうひとつ、中規模ロータリーもあって、これも2人乗って主に住宅街の排雪作業を行います(写真)。

ブルドーザー

雪国で活躍する作業車たち!!  まず除雪の基本というべき車です。普通のブルドーザーです。雪が降ると夜中に出動する作業車ですが、道の雪をちょこっと広い空き地かどっかに寄せて、車が走りやすくなる程度ですので、道路わき、空き地に大きな大きな雪山が出現することになります。今述べたのは新雪除雪ですが、排雪時にも出番が回ってくることになっています。ロータリーが雪を削ってダンプカーにのせますが、その作業前に先回りして道路わきの雪山をくだいたりまとめたりして排雪しやすくします。

ショベルカー

 ショベルカーなんて効率悪いんじゃない?そうかもしれませんが、活躍できる場所があります。排雪時ですが、道路わきの雪山は歩道にまで進出していますので、歩道に生えている街路樹を傷つけずに雪をどかすのはショベルカーが適任ということになります。これもロータリーがしやすいように、来る前に早々とやってしまいます。

グレーダー

 国道など主要道路の除雪にも使われます。また、雪が積もった道路は次第にでこぼこになってきますので、ならしてあげる作業が必要になります。そこで出てくるのがグレーダーです。おなかの刃で平らにならしていきます。または数台のグレーダー仲間やブルドーザーと協力して(あるいはチームを組んでというほうがよろしいか?)国道などの主要幹線道路の除雪にあたります。

ダンプカー

 排雪のときにかかせないアイテム。排雪時には、道路わきに数十台ものダンプカーが列をなしているときがあります。ただ単にロータリーが荷台に雪を載せてくれるのを待っているのですが、不思議な光景に見えるかもしれません。昼休みにはこれまた列をなして休んでいる光景もみることができます。ちなみにダンプカーは、排雪だけじゃなくいろいろな場面で活躍します。たとえば、自衛隊用ダンプカーは、札幌雪祭りの雪像作りのために雪を運んでいきます。

その他

雪国で活躍する作業車たち!!  雪上車というものもあります。ただし日常では見ることはありません。スキー場や通常の車が走れない雪原で見ることが出来ますが、一番よく見れるのは冬のイベントでしょうか。写真は旭川冬祭り製作中に出動している自衛隊の車両です。大きな雪像作りは旭川も札幌のゆきまつりも自衛隊によって制作されています。これは北海道人にとって周知の事実です。いわゆる委託というかっこうでしょうか、したがって、冬時期になると雪をタクサン積んだ自衛隊のダンプカーがたくさん通るのです。

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