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雪解けの季節は嫌がられる!?

編集部
Written by 編集部

雪解けの季節は嫌がられる!?  なんででしょうか?理由は汚いからです。冬、それはそれはきれいな雪景色、雪化粧、雪○○だったにもかかわらず、この春の雪解けシーズンはきらいな人が多いのが事実です。どう汚いかというと、廃棄物がたくさんあるんじゃないかという表現方法。

 道路はもう完全に乾いて夏場のような走りやすい季節なのは間違いありません。これはドライブ好きの人にとっても、冬がおっくうな方にとっても、農家の方にとっても、トラックの運ちゃんにしてもうれしいことです。歩行者にとってはゼッタイに道路とか道路わきのものには触りたくないし。

 さて、こうなってしまうのにはわけがあります。春、ちょうど3月には行った頃から平均気温は上昇してきます。そのおかげで、道路の雪はとけます。雪はほとんど降らないですし、降ってもすぐとけてしまいます。そのとけるとけないの状態で、道路の汚い水を車がはねあげて、道路わきの雪山を汚くしていきます。

 雪山も当然とけて小さくなっていきます。が、それは黒いどす黒い、もはや雪山とは呼べない黒砂糖の塊。つまり溶けて溶けて"汚い素"が凝縮されていくという現象です。この時期以降、歩行者に汚い水をはねかけるという事態が生じます。

 3月中旬になると雪解けはテンポアップし、あっというまに雪がなくなっていきます。しかし、3月?まだ3月です。北海道の人はまだタイヤ交換はしません。なぜならこのあと、一回どばっと雪が降るときがあるからです。しかし、それが過ぎればもう本格的に春到来ですので、夏タイヤに交換となります。

掘り出しもんの春ですね

雪解けの季節は嫌がられる!?  前の記事とも関連があります。汚くなるのは、何も車のせいだけではありません。いろんなものが発掘されるのがこの季節だからです。たとえば犬の糞(汚い話で失礼!)。不始末のだらしない飼い主がいるおかげで雪の中にされた糞が春になってようやく芽を出すのです。そしてよく考えてみれば、雪がきれいなころにつけられた黄色いおしっこも形となって出てはきませんが、どこかにあるわけですよね。

 そのほかにもポイ捨てされた空き缶たち、その他様々なブツが発見されます。そのいずれも不要なものばかりですが、中にはみながほしがるものもあります。なんだかわかりますか?小銭です。ときたまではありますが、お金が発掘されるときがあります。

 特に自動販売機まわり。冬、雪が積もっているときにお金を落としてしまうと、雪に埋もれてしまってもう見つからないということがあります。だからときどき自動販売機あたりにお金が落ちているのですね。

雪解けの季節も外でせっせと雪割り!!

 雪解けなのに道が狭い……ということが起きているのが現実です。でも一時的だけですがね。雪解けになると、先ほども書いたように道路が乾いてきます。道路自体も日差しで暖まっています。さて、住民にとってこれほど雪を削除するのに絶好の機会はありません。一般に「雪割り作業」といいます。

 雪割り作業は、融雪溝代わりという意識があり、敷地内にある雪を道路上に投げ出します。屋根から落ちてきた雪の山を道路のほうに、または日差しの強い側に出していきます。こうして道路が狭くなってしまうわけですが、こういう雪もすぐにとけ、そしてさらにとけると車が通れるようになりますので、投げられた雪の上を走って雪を噛み砕き、さらに溶けやすくなります。

 この時期は、道路に雪を出すひとたちの顔が笑顔に感じられます。当然理由は春が近い、もう雪かき作業はうんざりだと思っているからです。この時期いっせいにみなが戸外に出て雪を解かそうとがんばりますので、ご近所さん、お隣さんや道路はさんで向かい側の家の方々と、外でおしゃべりをしている姿が見受けられます。冬はそんなことめったに見られませんからね。みんな家にひっこんでますから。ほんと、春がきたなと実感する瞬間です。

 春になると、道路では一斉に白線引き作業が行われます。除雪関係でどうしても冬季に白線が消えてしまうためです。それで、春には黄色い色の作業車で主要道路の中央線の白線引きを行うというわけです。

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