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冬の車道の路面分類


 冬になるといろいろな種類の路面がめまぐるしく登場し、ドライバーにとって、1日の間に何種類もの路面とお付き合いしなければなりません。北海道のドライバーは、それぞれの路面にどう対応すればよいか、経験で知っています。

 一般に、乾燥路面、濡れているだけの路面(凍っていない)、新雪が積もったばかりの路面、シャーベット状の路面、わだちの路面、圧雪状態の路面、凍った路面と大別することができます。

 とはいえ、北海道開発局の「冬期路面管理マニュアル」によると、さらに細かく分けると12種類もの路面分類ができるようです。以下は、滑りにくい路面から順番に、滑りやすい危険な路面まで順にご紹介しています。

乾燥路面

 夏季の路面と同じ。非常に走りやすい路面で、一番好まれます。路面水準は5、つまり最も滑りにくい路面の一つです。

湿潤路面

 濡れている路面。雨が降った時の路面と同じ。車で走ると、シゃーーという音が鳴ります。夕方にこの状態だと、夜間に確実に凍り後述の非常に滑りやすい氷膜になるため、いやがられます。路面水準は5。

こな雪路面

 雪がさらさらした状態の路面。降ったばかりの雪が路面に積雪している状態です。降り始めのときは、粉雪が路面を舞っていますが、積もると真っ白になっていきます。路面水準は4。

つぶ雪路面

 雪がザクザクしている状態の路面。こな雪路面が少し経つとこうなります。路面水準は4。

シャーベット路面

 積雪路面が、気温の上昇や車の温度によって融け始め、路面も一部露出しているもののまだ水混じりの雪が路面に残っている状態。車が走ると、タイヤがみぞれ状態の雪をはね上げます。ベチャベチャしている路面。路面水準は4。

圧雪路面

 車のタイヤによって押し固められた雪の路面。ただしこの状態ではまだ光沢がないのが特徴。ただ押し詰められて固くなっている路面。路面水準は3。

つぶ雪下層氷板路面

 凍っている路面の上に降雪があって、つぶ雪が覆っている路面です。二層式で、上のつぶ雪が除かれると氷の路面です。路面水準は3。

氷板路面

 凍結路面。ただし、中でも圧雪状態の路面が、気温上昇や車の温度によって融け、水が染み込み、凍結してしまった路面です。路面水準は2。

こな雪下層氷板路面

 凍結した路面の上に、降雪によってこな雪が覆っている路面。一見すると積雪状態で滑りにくいかと思いきや、その下に氷の路面があり、上層の雪がとれると危険。路面水準は2。

氷膜路面

 先述の圧雪路面が凍結してできた氷板路面とは異なり、黒っぽい路面、つまりアスファルトが近い路面です。日中に雪などが融けてぬれた路面になったものの、夕方にそのまま膜状に凍った路面。ただし、この状態ではまだ光沢がない路面です。路面水準は2。

非常に滑りやすい氷膜・氷板

 非常に滑りやすい氷板は、圧雪状態の路面が融けて凍った路面で、表面に光沢ができたもの。非常に滑りやすい氷膜は、融けてアスファルトが見えたり、乾燥路面に雨が降った後にそのまま凍った路面で、表面に光沢がある路面です。一見するとぬれた路面かと思われますが、シャーという音がなく、光り輝いている路面であればこれ。ブラックアイスバーンといわれます。非常に滑りやすいので危険です。路面水準は1です。

非常に滑りやすい圧雪

 表面は雪が押し固められた白い路面ですが、光沢がある光り輝いた路面です。特にブレーキ摩擦熱や車の温度が拍車をかける交差点付近でこうなる傾向が強いです。ゆっくりとしたスピードでもブレーキが利きづらいのが特徴です。圧雪アイスバーンといわれます。大変滑りやすい路面です。路面水準は1です。

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