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北洋銀行のこの街紹介! 赤電を見ながら料理を頂く田舎レストラン

北洋銀行のこの街紹介! 赤電を見ながら料理を頂く田舎レストラン

今回訪れた街は、北海道における陸上交通の要衝の一つでもある空知地方の岩見沢市です。そこでまずご紹介したいのが岩見沢駅。北海道内で最古の鉄道である幌内鉄道の主要駅として開業したという非常に古い歴史を持っています。

実際に見てみると、ガラス張りとレンガのコラボが印象的です。また、間近でよくよく建物を見上げてみると、ガラス張りのサッシ部分に「古レール」が埋め込まれていました。このように美しい現在の駅舎ですが、2000年に焼失した後、2007年に市民と全国の方々に支えられて再建したのはご存じでしょうか。実はこの建物に使われている綺麗なレンガ、「岩見沢レンガプロジェクト刻印レンガ」という募集に対して、全国各地から寄付をしてくれた人の名前が刻まれている事はあまり知られていません。

また、グッドデザイン賞の大賞も受賞した、その美しい機能美は注目の的。2013年からは北海道で唯一、駅舎ガイドツアーが開催されているほどの岩見沢のシンボル的名所です。

▼岩見沢複合駅舎のレンガ刻印
北洋銀行のこの街紹介! 赤電を見ながら料理を頂く田舎レストラン

そんな岩見沢に今注目のスポットがあるということで、今回は北洋銀行岩見沢中央支店の担当者さんにご紹介いただきました! 早速行ってみたいと思います。一体どんなスポットなのか、興味津々。楽しみです。

「大地のテラス」 ~711系赤電を見ながら頂く絶品料理~

到着しました!

北洋銀行のこの街紹介! 赤電を見ながら料理を頂く田舎レストラン

今回、北洋銀行岩見沢中央支店の担当者さんの案内でやってきたのは、昨年7月にオープンした「大地のテラス」という名前の「ごはん&シュラスコをたのしむサラダビュッフェ」のレストラン。自社栽培しているお米や野菜を使っているコダワリが特徴です。また、地元農家15軒ほどの農産物を直売する「アグリ大河」も併設されています。

北洋銀行のこの街紹介! 赤電を見ながら料理を頂く田舎レストラン

当日は、こちらを運営する㈱道下産地の道下社長にお話を伺いました。ちなみに「大地」というのは社長の長男の名前で、「大河」というのは次男の名前だそう。オープン日も長男の誕生日というから驚きました。その理由については、子供たちに自社栽培を直接消費者に届けたいという「想い」を継承していってほしいとの願いから店名に付けたそうです。

北洋銀行のこの街紹介! 赤電を見ながら料理を頂く田舎レストラン
北洋銀行のこの街紹介! 赤電を見ながら料理を頂く田舎レストラン

そして、こちらのお店は、鉄道ファンでは知らない人はいない「711系」赤電車を東の畑(ファームガーデン)側に見ながらお料理をいただけるという、とても珍しいレストランです。

こちらの赤電車、実は昨年3月まで岩見沢を実際に走っていたんだとか! 雄大な景色の中に赤い車体が映えて、とても美しい光景でした。

北洋銀行のこの街紹介! 赤電を見ながら料理を頂く田舎レストラン

また当日は、お店のオススメメニューも試食させて頂きました。それがこちら。「シュラスコ」!

なぜシュラスコ? という素朴な疑問をぶつけてみました。実は社長が20歳の頃ブラジルに研修に行った事があり、日系開拓民のお宅にホームステイをしながら25日間過ごし、その滞在時に初めてシュラスコを食べたそうです。その時「この食べ物はすごい美味しい!」と感動。忘れられないこの味を「大地のテラス」でも提供したいと思ったそうです。

北洋銀行のこの街紹介! 赤電を見ながら料理を頂く田舎レストラン
北洋銀行のこの街紹介! 赤電を見ながら料理を頂く田舎レストラン

提供するからには本格的にと考え、それを実現できるブラジル人シェフ・サンドロさんを採用。日本人の舌に合う味を追求した数種類のシュラスコは、どれも美味! 何度も食べたくなるクセになる味でした。

~鉄道ファンの熱意に打たれ、実現に奔走した社長の心意気に感動~

北洋銀行のこの街紹介! 赤電を見ながら料理を頂く田舎レストラン

道下社長に色々とお話を聞いてみると、実はこの711系を購入するにあたっては、クラウドファンディングで資金調達がされたんだとか。その資金集めに動いたのが、鉄道ファンにより組織されている「北海道鉄道観光資源研究会」というのはあまり知られていません。

この会が「この貴重な電車を何とか保存し、多く人に見てもらいたい」という情熱と意向を持っていたとの事で、この研究会と交流があった社長に相談があったのです。その熱い想いを聞き、何とか実現してあげたいと行政と農地転用について話し合いをして説得。遂に農地除外の許可がおり無事設置できたそうです。今では全国から多数の「鉄ちゃん」たちがわざわざ見に来るそうです。そんなドラマがあると知って、改めて赤電を見ると、何とも言えない感動が沸き起こりました。

そういえば、はじめにご紹介した岩見沢駅の復興支援レンガも全国からの「想い」が集まって実現できたものでした。岩見沢はこういった「想い」を形にする事ができる、寄付による名物スポット誕生にご縁のある街、なのかもしれませんね。

「岩見沢駅の駅舎」「大地のテラス」と「711系赤電」。是非一度、実際に見て体感してほしいと感じた岩見沢での一日でした。北洋銀行岩見沢中央支店の担当者さん、ご紹介ありがとうございました!

北洋銀行のこの街紹介! 赤電を見ながら料理を頂く田舎レストラン

711系赤電が見えるレストラン「大地のテラス」
〒068-0112 北海道岩見沢市栗沢町上幌2203
電話:0126‐33‐2020
営業時間:9時30分~21時、火曜・年末年始定休(※火曜が祝日の場合は営業)
駐車場:40台、大型バス駐車可(送迎も可能)

北洋銀行岩見沢中央支店(イワミザワチュウオウ)

北洋銀行のこの街紹介! 赤電を見ながら料理を頂く田舎レストラン

所在地:北海道岩見沢市4条西6丁目12番地1
電話番号:0126-22-1050

今回話を伺った担当者
田中佑弥(たなかゆうや)主査
北洋銀行のこの街紹介! 赤電を見ながら料理を頂く田舎レストラン

筆者について

マーヴェリック

マーヴェリック

アラフィフ世代の「カメライター」。出版編集プロダクション法人経営者でもあり、関わった書籍は30冊、雑誌/新聞は50誌を超える。写真家としてもフランスのギャラリーと専属アーティスト契約をしている。長年東京のメディア業界で活動していたが、5年前に故郷である札幌に戻り、北海道の魅力再発見に取り組む「観光特産士」の顔も持つ。【Sクラス認定ライター】