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生粋の寿都町民がおすすめ!寿都をディープに楽しむためのガイド

札幌市から約150km、車で約3時間の距離にある寿都町。日本海側にある寿都湾をぐるり取り囲むような特徴的な地形で、風の街としても知られています。しかし、北海道の他の地域に比べ、道外からの知名度は少し低いかもしれません。

そこで今回は、生まれも育ちも寿都だという西村なぎささんに寿都の楽しみ方を教えてもらいました。今さらですが、寿都と書いて「すっつ」と読むことも、この機会にお見知りおきを。

生粋の寿都町民がおすすめ!寿都をディープに楽しむためのガイド

まずは迫力の風車群から

西村さんは、寿都生まれの寿都育ち。現在も寿都に住み「寿都カメラ」を経営しています。後志の魅力を発信する元気な女子たちが集まった「しりべし女子会」の一員としても、精力的に活動中です。

▼今回、写真撮影も行ってくれた西村なぎささん
生粋の寿都町民がおすすめ!寿都をディープに楽しむためのガイド

「『どこらへんにあるの?』と聞かれたり、留寿都(ルスツ)と間違えられることも多い寿都。地元を離れたことがない私にとって、自分の住んでいる場所の存在が知られていないことに、ショックを受けることもありました」と語る西村さん。寿都の魅力を少しでも多くの人に知ってもらえるならと、協力してくれました。

▼寿都湾の東側から見た風車群
生粋の寿都町民がおすすめ!寿都をディープに楽しむためのガイド

春から夏にかけて「だし風」と呼ばれる強い南東風が吹くことから、寿都は風の街とも呼ばれています。そうした強風を利用すべく、全国の自治体で初めて風力発電施設を設置しました。寿都湾のいちばん凹んだ辺りに全11基の風車が稼働し、湾に沿って車を走らせると、さまざまな角度から風車群を眺めることができます。

▼寿都湾の西側から見た風車群
生粋の寿都町民がおすすめ!寿都をディープに楽しむためのガイド

「風車群は風の強い寿都の象徴です。風車の立ち並ぶ姿と寿都湾のコラボをぜひ見てほしいです」(西村さん)

▼ここまで近づくことも可能
生粋の寿都町民がおすすめ!寿都をディープに楽しむためのガイド

浜中地区では、風車群のすぐ横を道路が走っているため、巨大な風車を間近で見ることができます。実際に行ってみると、かなりの迫力に興奮すること間違いなし。

▼地元民もあまり知らない展望台からの眺め
生粋の寿都町民がおすすめ!寿都をディープに楽しむためのガイド

また、以前北海道ファンマガジンで紹介した「寿都温泉ゆべつのゆ」には、現在は閉鎖されている展望台があり、そこからも風車群を見ることができます。予約をすれば展望台に立ち入ることも可能なので、ゆべつのゆに遊びに行く予定のある人はぜひ。

生粋の寿都町民がおすすめ!寿都をディープに楽しむためのガイド

寿都温泉ゆべつのゆ
所在地:北海道寿都郡寿都町字湯別町下湯別462
電話:0136-64-5211
営業時間:4月~11月 10時~21時30分、12月~3月 10時30分~21時30分
定休日:第一月曜日(祝日の場合は翌日に振り替え)
公式サイト
Facebookページ

海岸沿いの絶景も、新鮮な海の幸も

▼弁慶岬に立つ弁慶像
生粋の寿都町民がおすすめ!寿都をディープに楽しむためのガイド

寿都湾の西の端には、弁慶岬があります。源義経と武蔵坊弁慶については全国各地にさまざまな伝説が残っていますが、そのうちのひとつが寿都にも存在します。なんでも、弁慶は毎日この岬の先端に立って同志の到着を待っていたのだとか。そんな姿を見たアイヌの人たちは、いつしかこの岬を弁慶岬と呼ぶようになったそう。

▼ここから見る海は絶景
生粋の寿都町民がおすすめ!寿都をディープに楽しむためのガイド

弁慶像も見どころのひとつですが、岬から180度以上見渡せる海はまさに絶景。寿都の観光スポットとして、多くの人が訪れる名所です。

▼夕刻の景色もまた見応えあり
生粋の寿都町民がおすすめ!寿都をディープに楽しむためのガイド

「夕陽が落ちる頃、義経と弁慶の伝説を思いながら岬に立つと、なんとも言えない気分になります」と、西村さんは夕方の時間帯をおすすめしてくれました。

▼豊かな海の幸も寿都の自慢
生粋の寿都町民がおすすめ!寿都をディープに楽しむためのガイド

また、寿都といえば寿都湾をぐるり囲む、海沿いにある町。当然ながら漁業も盛んで、漁港には多くの漁船が停泊しています。
「小女子(こなご)漁や寿カキの水揚げで、一気に騒がしくなる春。そして夏には、うに漁や神社祭で活気づきます」(西村さん)

▼道の駅みなとま~れ寿都
生粋の寿都町民がおすすめ!寿都をディープに楽しむためのガイド

そして、その漁港のすぐ近くにあるのが「道の駅みなとま~れ寿都」です。寿都ならではの旬のグルメが味わえる道の駅として、北海道ファンマガジンでも取り上げたことがあります。寿都を訪れた観光客にとって、ここも外せないスポットです。

道の駅みなとま~れ寿都
所在地:北海道寿都郡寿都町字大磯町29-1
電話:0136-62-2550
営業時間:4月~9月 9時~18時、10月~3月 9時~17時
定休日:4月~9月 無休、10月~3月 毎月第1・3月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月31日、1月1日)
公式サイト

▼ダイマル大谷会館
生粋の寿都町民がおすすめ!寿都をディープに楽しむためのガイド

寿都のグルメを堪能したいなら、こちらも北海道ファンマガジンで紹介済みの「ダイマル大谷会館」もおすすめです。漁港に隣接する食堂兼宿泊施設で、1929(昭和4)年創業以来、地元の漁師さんたちに愛されてきました。食事はもちろん、宿泊もおすすめですよ。

ダイマル大谷会館
所在地:北海道寿都郡寿都町大磯町12番地
電話:0136-62-2034
定休日:不定休
営業時間:11時30分~14時、17時30分~19時
公式サイト
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▼「寿都には素晴らしいものがたくさんあります!」
生粋の寿都町民がおすすめ!寿都をディープに楽しむためのガイド

ちなみに西村さんのおすすめ観光ルートは「寿都湾東側から見る風車群」→「弁慶岬」→「道の駅みなとま~れ寿都」→「ダイマル大谷会館」→「寿都温泉ゆべつのゆ」だそう。

「ただし、これは寿都温泉ゆべつのゆに入ることが前提。弁慶岬の夕陽を見るなら、最後に回した方がいいですね」(西村さん)

生粋の寿都町民がおすすめするルートを参考に、自分なりのプランを組み立ててみるのも楽しいかも。ぜひ寿都観光の参考にして、寿都の魅力を満喫してくださいね。

写真撮影:西村なぎさ(寿都カメラ)

取材協力

生粋の寿都町民がおすすめ!寿都をディープに楽しむためのガイド

寿都カメラ
所在地:北海道寿都郡寿都町字新栄町51-1
電話:0136-62-3950
営業時間:10時~19時
定休日:日・祝
(営業時間、定休日は変更になることがあります。詳しくは公式サイトの休日情報をご覧下さい)
公式サイト
Facebookページ

筆者について

石簾マサ

石簾マサ

すべてのしがらみを捨て札幌で永住するぞ……と移住してきた50代のおっさんライター。札幌楽し~い。移住者が見た札幌の楽しさ・良さを伝えていければ……と思っております。