大牧場を360度見渡せる道東の絶景(1) 「900草原展望台」

道東の広大な牧草地を一望できる展望地を紹介するシリーズ。弟子屈町にある「900草原展望台」は、1440ヘクタール(放牧草地930ヘクタール)の弟子屈町営牧場を360度見渡すことができる展望スポットである。この草地面積にちなみ命名された牧場である。読み方は「きゅうひゃく」ではなく「きゅうまるまる」。

丘陵地に広がる緑の放牧地は広大で、ところどころに乳牛が放牧されている。その数は約2300頭に及ぶ。牧草の先には摩周岳、硫黄山、藻琴山を望む。視界は360度広がるが、「720度の大パノラマ」を売りとしており、もはやよくわからない。しかし視界を遮ることがないので、言いたいことはわかる。



展望台は駐車場横にあるレストハウスの屋上であり、そこに登って見る形となる。その他、駐車場の縁から牧場を見渡すという方法の二通りで見るのがツウの楽しみ方だ。とにかく北海道らしい広大なスケールを楽しみたい方にはお勧めの観光スポットである。

場所は弟子屈町市街地のちょうど南側に位置する丘。弟子屈町市街地から道道53号線で少し南下し900草原の看板で左折、看板に従ってひたすら登っていく。お隣の標茶町の多和平展望台も合わせて訪れることをお勧めする。


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900草原展望台

弟子屈町鐺別
015-482-5009
入場無料