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チュウルイ島から景勝地滝口まで―阿寒湖を船でぐるっと一周しよう!

編集部
Written by 編集部

チュウルイ島から景勝地滝口まで―阿寒湖を船でぐるっと一周しよう!

【釧路市】北海道の湖沼で、湖の中に島があり、かつ、遊覧船で上陸できる場所は数少ない。その一つがマリモで有名な阿寒湖だ。阿寒湖は希少な特別天然記念物マリモが生息していることもあり、一般人が立ち入って一周できる道路がなく、通常は温泉街付近の岸から眺めることくらいしかできない。しかし、阿寒湖の遊覧船は湖を一周するので、阿寒湖の景観を余すところなく楽しめる。

遊覧船に乗れば、阿寒湖北部に浮かぶ小さなチュウルイ島に上陸できるほか、巨大マリモをはじめとするマリモの展示物が見られる。また、クルーズの後半には、阿寒湖随一の景勝地といわれる狭い入り江「十九列島」「滝口」をゆっくりと航行する。広い湖面から入り江まで様々な表情を楽しむことができるのが阿寒観光汽船の魅力なのだ。

18㎞、85分間のマリモクルーズの見どころをご紹介しよう。

阿寒湖の隠れた穴場、景勝地「十九列島」「滝口」へ

遊覧船は温泉街東側にある「まりもの里桟橋」が起点・終点。ここを出発すると、5分後に「幸運の森桟橋」に立ち寄り、遊覧観光がスタートする。

チュウルイ島から景勝地滝口まで―阿寒湖を船でぐるっと一周しよう!
チュウルイ島から景勝地滝口まで―阿寒湖を船でぐるっと一周しよう!

▼大島や小島、雄阿寒岳を見ながら進む
チュウルイ島から景勝地滝口まで―阿寒湖を船でぐるっと一周しよう!
チュウルイ島から景勝地滝口まで―阿寒湖を船でぐるっと一周しよう!
チュウルイ島から景勝地滝口まで―阿寒湖を船でぐるっと一周しよう!

阿寒湖最大の島「大島」や「小島」を横目に進む先は、雄阿寒岳麓の「滝口」という阿寒湖屈指の景勝地。阿寒湖南東部にある入り江の奥地にある阿寒川の流出口だ。滝のような川の流れであることから命名されたとされる。登山口にもなっているため登山客は湖岸からも楽しむことができるが、遊覧船もこの近くまで乗り入れてくる。溶岩でできた日本庭園のような大小19の岩々「十九列島」を横目に、川ではないかと思えるほど細いくねった入り江を最深部に向かって船は進んでいく。まさに阿寒湖の隠れた穴場である。

チュウルイ島から景勝地滝口まで―阿寒湖を船でぐるっと一周しよう!
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チュウルイ島「マリモ展示観察センター」へ上陸

遊覧船は阿寒湖北部に浮かぶチュウルイ島も訪れ、15分間停泊する。この島に上陸することができるのだが、メインとなるのは「マリモ展示観察センター」。特別天然記念物マリモを展示しており、マリモについてじっくり学ぶことができる。顔のサイズ以上の巨大マリモを展示する水槽は必見!一通り展示物を見終わったら、展望台スペースへ。阿寒湖を北側から一望することができる。マリモ展示観察センターなどマリモを見られる施設はこちら

▼チュウルイ島
チュウルイ島から景勝地滝口まで―阿寒湖を船でぐるっと一周しよう!
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▼阿寒湖温泉街に戻ってきた
チュウルイ島から景勝地滝口まで―阿寒湖を船でぐるっと一周しよう!

▼映像でみる阿寒観光汽船の旅

春先には「砕氷帯観光遊覧」も

夏季は上記のような場所を巡る一周コースを運航するが、春先はまだ氷が浮かんでいることもあり、約15分間の「砕氷帯観光遊覧」が4月下旬の一週間限定で運航される。その運航に先立って毎年砕氷作業が行われている。その後「湖水開き」、そしてチュウルイ島往復運航が始まる。

雄阿寒岳、阿寒湖の島々、マリモ展示、十九列島や滝口と、様々な風景を見られる充実の阿寒湖遊覧観光。季節によって表情も変わるため、夏、秋、など、時期を変えて船に乗ってみるのも楽しいかも。

▼屋形形旅客船 くろゆり
チュウルイ島から景勝地滝口まで―阿寒湖を船でぐるっと一周しよう!

▼阿寒観光汽船(マリモクルーズ)
4月までは不定期運航、 5月~11月末まで、基本的には6:00から17:00まで毎時出航、9月下旬以降は夕方便はない。6:00発はチュウルイ島のみ往復航路60分。詳しくは公式サイト時刻表参照。
運賃:大人1900円、子供990円(マリモ展示観察センター入場料含む)
公式サイト

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