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丹頂を間近で観察できる感動の場―阿寒国際ツルセンター

美裡紫
Written by 美裡紫

【釧路市】 恥ずかしながらわたくし、丹頂鶴が野生で生息していることをつい数年前に知り、それまでは動物園へ行かなければ見られない奇跡の鳥だと思い込んでいた道民らしからぬ道民である。いつだったか、釧路方面へ車で行った際に道路沿いの畑に白くスラリと背の高い頭を真っ赤に染めたその姿を目撃した頃からは「またここへ来て鶴に会いたい」と魅了されてしまっていた。しかもその鶴を観察できる場所が阿寒にあるという情報を得て、さっそく出向いたのが「阿寒国際ツルセンター・グルス」

 阿寒町は丹頂への人工飼育発祥の地であり、道の駅である阿寒丹頂の里に隣接するここは国内唯一の丹頂の為の施設となっている。館内には資料展示や映像で丹頂の生体を知ることができ、遊具などもあるので小さい子供連れにも嬉しい作りとなっている。

丹頂を間近で観察できる感動の場―阿寒国際ツルセンター 丹頂を間近で観察できる感動の場―阿寒国際ツルセンター 丹頂を間近で観察できる感動の場―阿寒国際ツルセンター

丹頂を間近で観察できる感動の場―阿寒国際ツルセンター 鶴を観察できるのはそこから外へ出て分館となる「タンチョウ観察センター」側。山の手前側に大勢いる丹頂の群れはひと目見た瞬間つい声が漏れてしまうほどの感動図。観客が中へは入られないよう設置された胸の高さくらいの塀はあるものの、鶴たちのいる場所には特別屋根やネットなどの囲いはなく、自然のなかで自由に暮らしているので鹿、カラス、鷲やスズメも遊びに来たり、しばらく見ていると丹頂たちは彼らの気分で飛んでいったりするため、美しく飛び舞う姿も撮影可能。時間になればお魚タイムとした給餌もあり、それらを待ち構えてきちんとした防寒姿で撮影に挑むカメラ客も大勢いた。寒さに耐えられない場合は観察センター内で暖をとりながら飲食やお喋りを楽しみながらの撮影もできる。

 なかなかの近距離で丹頂を見ることができるので、温泉入りに阿寒へ!なんてひとはぜひとも足を運んでいただきたい。こんな貴重な機会、滅多にないですよ。

阿寒国際ツルセンター
 【住所】釧路市阿寒町上阿寒23線40番地
 【時間】9:00~17:00(年中無休)
 【入場料】大人460円 小人230円
 【HP】http://www3.ocn.ne.jp/~aicc/
 ※タンチョウ観察センターの営業日時等は要HPチェック。

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筆者について

美裡紫

美裡紫

1981年7月2日北海道生まれのライター・エッセイスト。「美裡紫の発掘☆オホーツク」では主にオホーツク管内の旬の情報を発信している。これまでに道東圏タウン情報誌『CAM'S北見』でのエッセイ連載をはじめ、モデル活動や各地カフェにてフォトギャラリーを開催している。趣味は写真・創作関係。