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木のぬくもりが心地がよい、新しくなった旭川駅舎

編集部
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 岩見沢駅、稚内駅、野幌駅……。道内のJR駅の高架化や駅舎新築が近年活発だ。2011年11月23日に高架駅として全面開業した旭川駅(旭川市)もその一つ。前後約3.5km区間が高架化され、地上駅だった駅舎も一新された。旭川中心部の玄関口としてふさわしく、とにかく立派になった。

 ……というわけで、今回新しくなった旭川駅を訪れ、実際にホームまでくまなく巡ってみた。

 旭川駅の全体像は、大きな四角い箱のような形をしている。上半分のホーム部分は全面ガラス張り、下半分が改札や待合、売店など各種サービスが入っている。駅への入口は大きく分けると東口と西口とがあり、それぞれ東西の改札口につながる。とても広々としたコンコースで、椅子やテーブルも用意されており、改札までの時間待ちや出迎えや見送りで活用できる。西改札口のほうには、旭山動物園の動物たちが描かれた「ようこそ旭川へ」という歓迎ボードも設置されていて、記念撮影をしたくなる。

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改札から2階、そしてホームへ

 早速券売機で160円の入場券を購入し、1階改札口からホームに行ってみることに。改札口を通過すると、すぐ階段かエスカレーターで上へ上がる。それですぐにホームに出るわけではない。まず2階の乗り換えコンコースに出る。東西どちらの改札口から入ってもここに着く。この2階でホームを選択し、さらにエスカレーターで3階に相当するホームへと上っていくわけだ。

 この2階エリアは、改札を通らないと行けない場所だ。ここからは1階の南北にある連絡通路を上から見下ろすこともできる。こうした中二階的な階が設けられている駅というのは道内ではあまり例がないだろう。

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 エスカレーターでホームの階まで上ってもまだ暖かい。そう、ホームに出るにはガラス張りの"室内"から出ないといけないのだ。自動ドアが開きホームに出ると一気に寒さを感じる(訪れたのは冬なので)。雪の付いた列車がホームで発車を待っている。ホームは雪でうっすら白い。従って、エスカレーター部分を区別するのは確かにふさわしい。

 ホームは鉄骨むき出しの屋根があるが、高さがあり開放感がある。側面の壁はガラス張りなので、南側を流れる忠別川を眺めることも可能だ。ホームで特徴的なのが、ホームから天井に伸びる支柱である。白色だが、ホームに生えた巨木が枝分かれして天井に広がり、屋根を突き抜けているかのようだ。

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旭川駅舎映像

木のぬくもりを感じる駅舎

 一通り見終えて改札を出ることにするが、出る前にもう一つの目玉も見ていかなければならない。「旭川駅に名前を刻むプロジェクト」だ。岩見沢駅舎の外壁に名前が刻印されたレンガが敷き詰められているように、旭川駅でも、刻印壁材を使用している。

 案内板も設置されているのだが、それによれば、2009年10月から3ヶ月間募集し10000人が参加した。応募者の77%が旭川市民だが、その他道内から16.6%が参加しているようだ。この木材は1階改札内と2階乗り換えコンコースにあるため、見るには改札口から入らなければならないことになる。木材は北海道産タモ材を使用し、シリアルナンバーとアルファベットの名前を刻印している。よく見ないと気付かないかもしれないが、10000人分の名前が刻まれている駅舎なのだ。

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 改札を出ると、北側コンコースにある展示物も見ておこう。というか、これを先に見ておくべきだったのかもしれない。先ほどホームの支柱になっていた根の部分の部品である。その他、彫刻作品が駅内の至る所で見られる。そして、何と言っても、木のぬくもりや優しさを感じる駅舎であり、どこか温かさを感じる。「木のまち旭川」を象徴して、内装に北海道産の木材をふんだんに使用しているのだ。

 以前の旭川駅舎は待合部分も狭く煩雑だった感もあったが、かなり居心地がよく機能的な駅舎に様変わりした。駅周辺再開発が全て終われば、駅と周辺の散策はもっと楽しくなるに違いない。

旭川観光案内所(旭川観光物産情報センター)
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木のぬくもりが心地がよい、新しくなった旭川駅舎
旭川駅
旭川市宮前通西4153-1
通年
※入場無料、ホーム入場券160円
http://www.jrasahi.co.jp/contents/facilities/station/a28_asahikawa.html

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