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サロベツ原野の丘にポツンと木造民宿。その名は、あしたの城(じょう)!

気になる施設の内部は? 食事は?

▼暖かそうな薪ストーブと雪のサロベツ原野(写真提供:あしたの城)
サロベツ原野の丘にポツンと木造民宿。その名は、あしたの城(じょう)!

さて、気になる客室ですが、ここ「あしたの城」では客室は主に寝るためだけの場所。個室とドミトリー(男女別相部屋)があり、部屋によって定員数が異なります。

▼グループやおひとりだけで泊まるための個室
サロベツ原野の丘にポツンと木造民宿。その名は、あしたの城(じょう)!

▼二段ベッドの連なるドミトリー(男女別相部屋)
サロベツ原野の丘にポツンと木造民宿。その名は、あしたの城(じょう)!

食事は一階の広間で、他のお客さんたちと共にいただきます。

▼広々とした一階の憩いスペース
サロベツ原野の丘にポツンと木造民宿。その名は、あしたの城(じょう)!

「あしたの城」名物といえば、オリジナルの牛乳鍋。牛乳、味噌、コンソメ、少しの醤油などで、たっぷりの野菜などを煮込んでいきます。袖触れ合うも多生の縁、たまたま居合わせたお客さん同士で囲む鍋は、不思議と温かく、忘れられない思い出となります。

▼お客さんたちから大好評の牛乳鍋
サロベツ原野の丘にポツンと木造民宿。その名は、あしたの城(じょう)!

朝はしぼりたての牛乳とパン、そして夏は自家製の野菜もたっぷり添えられています。普段レストランの食事に添えられていても手を出さない人の多いパセリですが、ここのパセリは自家製。そう聞くと、大抵のお客さんが喜んで完食するのだとか。

▼彩り豊かで朝から食欲が刺激される
サロベツ原野の丘にポツンと木造民宿。その名は、あしたの城(じょう)!

「あしたの城」と名付けた経緯とは

「あしたの城」の歴史は古く、長崎出身のご主人が宿を始められたのは1977(昭和52)年。大阪出身の奥さまとの馴れ初めなど、詳しいことは宿のホームページに掲載されています。読みものとしても面白いので、おすすめですよ。(「あしたの城物語」

▼お客さんに牛乳鍋を振る舞うご主人(右)
サロベツ原野の丘にポツンと木造民宿。その名は、あしたの城(じょう)!

そして何と言っても気になるのが「あしたの城」という名前。自分の城であるという気持ちと、一度聞いたら忘れられないということから付けたそうですが、意外や意外、ご主人自身はあの名作漫画のファンというわけではないのだとか。そのため、客室には漫画にちなんで「力石徹」「カーロスリベラ」などと名前が付けられているにも関わらず、主人公の「矢吹丈」という名前は使っておらず、それがせめてもの抵抗(?)なのだそうです。

ユニークなご主人と、おいしい食事、そして何より、目の前に広がる圧倒的な大自然。ひとたびここで過ごす時間を味わってしまえば、宿を出て日常へと帰っていくのがなんだか億劫になってしまいそうです。

民宿あしたの城
所在地:北海道天塩郡豊富町豊徳
電話:0162-85-2155(受付7時~22時)
公式サイト
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筆者について

石簾マサ

石簾マサ

すべてのしがらみを捨て札幌で永住するぞ……と移住してきた50代のおっさんライター。札幌楽し~い。移住者が見た札幌の楽しさ・良さを伝えていければ……と思っております。