国内最大級のスイングベルのある百年記念塔から秩父別を一望する


【秩父別町】 秩父別町の道の駅「鐘のなるまち・ちっぷべつ」。特産物展示館ややさい館、お食事館、そして秩父別温泉ちっぷゆう&ゆなどの施設が立ち並ぶ道の駅だ。その駐車場中央にどーんと聳えているのが「開基百年記念塔」だ。

この塔は、秩父別町の開基百年を記念し、1993年12月に建設された。高さは100年にちなみ100フィート、30.48メートルとした。実はこの記念塔の頂上には、屯田兵入植時代に時を告げた屯田の鐘をイメージした国内最大級のオランダ製スイングベル(直径1.6m、高さ1.4m、重量2.8t)が設置されており、1日4回、秩父別の街に鳴り響く。「鐘のなるまち」というキャッチコピーにふさわしい町といえるだろう。


そして、1階入口から螺旋状の階段を登って展望台頂上に行くことができ、秩父別の街並みや田園地帯を360度一望することができる。道の駅が住宅地の端に位置していることもあり、2面は市街地、もう2面は田園地帯を見渡せる。




頂上の展望階には2007年7月以降「しあわせの鐘」がついている。鐘を鳴らす回数によって願い事が違うと言い、1回だと恋愛成就、3回で長寿などと決められている。

大小2つの鐘をつけた秩父別の百年記念塔。鐘の音と美しい北空知の田園風景を共に楽しんでみてはいかが。

道の駅・鐘のなるまち・ちっぷべつ
秩父別町字秩父別2085番地 [地図]
9:00~17:00