日本一の顔はめパネルから栗山監督応援花壇まで!栗山公園4つの見所

栗山町の国道234号線沿いの「栗山公園」は、御大師山の裾野に広がります。全体では札幌ドーム約5個分に相当する約24ヘクタールの面積があります。5月上旬は桜並木のエゾヤマザクラ約300本が開花して栗山町随一の桜名所となるほか、秋には紅葉も楽しめる自然豊かな公園です。そのほか、キャンプ場やバーベキューコーナーもあり、花見シーズンや夏場は家族連れでも十分に楽しめます。

年間68,500人が訪れるという栗山公園は、意外と見どころ満載!
(1)ミニ動物園があり動物たちと触れ合える!
(2)日本一に輝いたことのある顔はめパネルがある!
(3)北海道日本ハムファイターズ栗山監督応援花壇がある!
(4)SL好きにはたまらないSL広場がある!
また、国道沿いでアクセスが良く、「あいすの家 栗山店」など売店もあって飲食にも困らないのが特長です。上記4つのポイントを一つずつ詳しく紹介しましょう。

ファイターズが1勝するごとに白い花が増える「栗山監督応援花壇」

公園中央には「栗山監督応援花壇」があります。2011年に北海道日本ハムファイターズ監督に就任した栗山監督は、同じ名前であることから栗山町観光大使として活動、栗山町民と親交を深めてきました。町は2012年、栗山監督に頑張ってほしいとの熱い想いから、公園内に応援花壇を設置しました。






公園内では、リーグ優勝した時には栗山町・町花のユリの花が植えられ、リーグ戦の試合ではファイターズが1勝するごとに勝ち星の白い花(白いパンジー)が1つ植えられてきました。さらに、勝った試合のスコアカードも掲示されてきました。来園者はメッセージを書き込むことが可能。そのメッセージは花壇に所狭しと並べられていますし、栗山監督からの御礼のメッセージも掲げられています。ファイターズファンは一度は訪れていただきたい公園です。

動物たちに触れあえる「ふれあい動物園」

栗山動物園には入園無料の「なかよし動物園」があり、親子連れに喜ばれています。夏季限定で、GWから8月末まで10:00~17:00、11月3日まで10:00~16:00に開園します。

動物園にいるのは約20種類の動物たち。ポニー、エゾシカ、ニホンザル、ウサギ、ヤギ、クジャク、インコ、オシドリ、アヒル、マガモ、インドガン、シナガチョウ、カナリア、ジュウシマツ、クジャクバト、ウコッケイまで、種類豊富です。








「パクパクタイム」(1回100円)があり、ポニー、うさぎ、ヤギについては10:30~14:00までニンジン購入(または園内の草)を、水鳥の池については16:00まで(9月以降15:00まで)ガチャガチャでエサを買ってエサやりを楽しめます。水鳥の池にはエサを入れるスロープが設置されています。そのほかエゾシカの角を自由に手に取って記念撮影できるコーナーなど、楽しませる工夫が随所に見られます。

最優秀作品に輝いた顔はめパネルがある!

その動物園内の「おもしろ記念写真コーナー」には、全国一の栄冠を手にしたあるものが置いてあります。それが顔はめパネルです。お笑いコンビ・ペナルティのワッキーさんが開催する「第1回 ワッキーの全国顔はめパネル選手権」で、栗山公園のエゾシカ顔はめパネルが最優秀作品に選ばれました(2014年11月)。

同選手権はツイッターで募集した全国約350点から最優秀を選ぶもので、ワッキーさん自身が「最も顔をはめてみたくなった作品」として、栗山公園のエゾシカ顔はめパネルが記念すべき最優秀作品第一号に選ばれることになりました。2015年2月には旭川市内で入顔式が開催されました。

SLファンは必見?! SLが置かれた「SL広場」

公園内の広場にはSLが置かれています。「1D過熱テンダー機関車第21号」と呼ぶもので、1941年9月製造、1976年6月に松原産業株式会社から寄贈されたSLです。最大長16.563m、幅2.616m、高さ3.885m、機関車重量55.75t、炭水車重量15.24tあります。

SLの下に敷かれているレールは、かつて江別・野幌から栗山を経て夕張まで結んでいた「北海道炭礦汽船夕張鉄道線(夕張鉄道)」の軌道として使用されていたものを使っています。アメリカ・カーネギー社・1905年製のもの、ドイツ・R.S.W社(現・フォエニックス社)1907年製のものがあります。

このように栗山公園は見どころ満載。子供から大人まで世代を超えて楽しめる総合公園です。冬季休園になってしまいますが、夏場はちょっと立ち寄ってみてはいかがでしょうか。