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洞爺湖の観音島&弁天島はどうなってる?モーターボートで上陸!

大谷修一
Written by 大谷修一

北海道有数の観光地であるとともに、道内最強のパワースポットの一つでもある洞爺湖。その中でも、洞爺湖のエネルギーがピンポイント的に凝集している最強のパワースポットが、中島、その南西に浮かぶ観音島、弁天島です。

今回は普段訪れることが困難な観音島と弁天島に上陸してきました。両島はいったいどうなっているのでしょうか?

モーターボートで島に向かって出発!

▼洞爺湖
洞爺湖の観音島&弁天島はどうなってる?モーターボートで上陸!

▼洞爺湖中島の南西に浮かぶ観音島と弁天島
洞爺湖の観音島&弁天島はどうなってる?モーターボートで上陸!

観音島は江戸期に北海道各地で木彫りの仏像を残した円空上人ゆかりの島。また弁天島は芸術や財を司る「中島弁財天」をお祀りしている金運アップの島です。

かつては中島に行く洞爺湖汽船が観音島・弁天島にも立ち寄っていたとのことですが、現在は残念ながらこの島への運航は行われていません。今回観音島、弁天島取材の為に洞爺湖クルージングを運営されている洞爺マリンさんにお願いし、この「幻のパワースポット・アイランド」に連れて行っていただくことになりました。

洞爺マリンの洞爺温泉営業所からおしゃれなガルウィング式モーターボートに乗り込み、毛利船長の操縦で島に向かっていざ出発!

▼島に向かって出発
洞爺湖の観音島&弁天島はどうなってる?モーターボートで上陸!

SF映画に登場する宇宙戦闘機のようなモーターボートは、まるで湖の上を飛翔するかのように疾走して行きます。5分と少々の快適なクルージングで観音島・弁天島をつなぐ桟橋に到着しました。

円空上人ゆかりの観音堂

観音島と弁天島は砂州でつながった双子島。両島中間の桟橋に降り立つと左手に観音島の名前の由来となった観音堂の赤い姿が目に入ってきます。まずはこちらに参拝し、衆生を救済して願いを叶えてくれるという観世音菩薩のパワーをいただくことにしましょう。

▼普段は円空作の観音仏レプリカを奉る観音堂
洞爺湖の観音島&弁天島はどうなってる?モーターボートで上陸!

島に設置された「観世音堂由来」の看板によれば、時は寛文6年(1666年)と言いますから今からおよそ350年前、円空(えんくう)上人鉈作りの観音菩薩像を安置したのがその始まりだったとのこと。

円空が作った観音様は有珠善光寺に保管され、島の堂内にはそのレプリカをお奉りしているとのことですが、取材に行った時は補修の為有珠に「里帰り」をされているとのことで、お目にかかることはできませんでした。

参考まで、2016年8月28日、同島で有珠善光寺の法要が執りおこなわれた時に筆者が撮影させていただいた画像をこちらに掲載させていただきますので、ご覧ください。

▼円空作・オリジナルの観音菩薩像
洞爺湖の観音島&弁天島はどうなってる?モーターボートで上陸!

弁天島の中島弁財天から金運パワーをゲット

次は右手の弁天島に向かい、ここに奉られている「中島弁財天」から金運アップのご利益を授かりましょう。桟橋先の赤い鳥居をくぐり、坂道の参道を登って行けばすぐに弁財天堂に行くことができるのですが……。

▼赤い鳥居の先には弁財天堂に至る参道が
洞爺湖の観音島&弁天島はどうなってる?モーターボートで上陸!

2016年8月北海道に上陸した台風は島にも被害をもたらし、桟橋から鳥居への道、そして弁財天堂に至る参道はあちこち倒木で道がふさがれています。案内板も倒れた状態のまま放置されており、道を見失いそうになることもあります。

▼台風の被害で道は荒れた状態に
洞爺湖の観音島&弁天島はどうなってる?モーターボートで上陸!

弁財天からいただく「金運のご利益」をひたすら目指して、冷や汗をかきながら荒れた参道を登ることおよそ15分、弁財天堂にたどり着くことができました。

▼三重の塔の威容を誇りながらたたずむ弁財天堂
洞爺湖の観音島&弁天島はどうなってる?モーターボートで上陸!

さすが弁財天を奉る聖域、周囲の台風被害をものともせず森の中で三重の塔の威容を誇りながらたたずんでいます。扉を開け堂内を拝観すると、天井には白龍に乗った弁財天の額や弁財天のお使いである蛇の絵が。

洞爺湖の観音島&弁天島はどうなってる?モーターボートで上陸!

そしてお堂奥の赤い格子の向こうには、琵琶を抱えてたおやかに微笑む「中島弁財天」の像が奉納されていました。

▼琵琶を抱えてたおやかに微笑む「中島弁財天」
洞爺湖の観音島&弁天島はどうなってる?モーターボートで上陸!

女性神ならではの優しい「気」を受けて無心に弁財天に祈りを捧げる筆者……。あれだけ切望していた「卑小な金運のご利益」への思いはすでに頭の中から消失し、今は女神に抱擁されているような心地よい時間を過ごしつつ、知らず知らずのうちに自分もこの弁財天と同じ「微笑み」を浮かべている事に気がつきました。

それにしても、レプリカとはいえ普段は安置されている円空の観音像と人を優しい波動で包んでくれる弁財天像、そして何よりも増して「強力なパワースポット」という潜在的観光資源を持つ観音島と弁天島、たとえ小規模でも、またたとえ不定期でも観光船などを使って渡島できる手段は復活させたいものです。

今は訪れる人もいないこの島の素晴らしさを地元から発信し続けることがその第一歩につながる。今回この「幻のパワースポットアイランド」を訪れ、そんな感慨を新たにした次第です。なお、2017年秋にはチャーター船を使って中島、観音島、弁天島の三島を巡るパワースポットツアーを計画しています。興味のある方は下記をご参照ください。

円空の観音菩薩像に関して
拝観場所 有珠善光寺・宝物館(拝観料200円、要予約)
所在地:北海道伊達市有珠町124
TEL:0142-38-2007
公式ページ

洞爺湖観音島・弁天島クルーズに関して
お問い合わせ先:洞爺マリン 洞爺温泉営業所
北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉7
TEL 0142-75-2525
公式サイト

弁天島・観音島ツアーに関して
「秋の洞爺湖 パワースポット三島を巡る旅」2017年10月19日~20日開催
お問い合わせ先:北海道のパワースポットを巡る会事務局
TEL:090-6442-8133
詳細はこちら

筆者について

大谷修一

大谷修一

宮の森風水鑑定所代表。風水、パワースポット研究の分野で、第一人者的存在。
北海道のパワースポット調査の為全道取材の折各地の観光協会や地域住民とネットワークを構築し、目下「風水と観光」をテーマに幅広い活動を展開中。
北海道文化放送「さあ!トークだよ」、北海道テレビ「イチオシ!」、札幌テレビ放送「ジョシスタ」等テレビ番組に出演。北海道内の風水パワースポット紹介者として、また風水の「開運アドバイザー」として視聴者から好評を得ている。