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廃校をリサイクルショップに?! 昭和の雰囲気が懐かしい雨竜町「豆電球」

石簾マサ
Written by 石簾マサ

雨竜町に、廃校になった中学校の建物を利用したリサイクルショップがあります。広々とした店内には、昭和時代の懐かしいアイテムがずらりと並び、お店というよりもどちらかというと博物館に訪れたかのような気分になれます。普通のリサイクルショップとはひと味違う雰囲気に惹かれてお邪魔してみました。

廃校をリサイクルショップに?! 昭和の雰囲気が懐かしい雨竜町「豆電球」

元中学校の校舎が店舗に!


廃校をリサイクルショップに?! 昭和の雰囲気が懐かしい雨竜町「豆電球」

お店の名前は「リサイクルショップ&木工房 豆電球」(以降、豆電球)。元が中学校だっただけに、敷地面積は2700坪もあります。その広い敷地の中にあるコの字型に繋がった建物が元の校舎で、今は店舗として使われています。

▼見るからに古い校舎という感じの建物
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実は、中学校が廃校になったあと、建物は工場として利用されていました。しかし、その工場が廃業し、そのまま手つかずの状態になっていたのです。朽ちるのを待つだけの建物は取り壊すことになったのですが、その話を聞きつけた現在のオーナー宮口さんが「木造で平屋の建物なんて今時そうそうないからもったいない」と入手することにしたのです。宮口さんが定年を迎える3年前のことでした。会社がちょうど早期退職を募っていたということも、決断をするための後押しになりました。

▼オーナーの宮口正道さん(右)と奥さんの由己江さん
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入手した当初は1年半以上廃墟だったため、建物は中も外もかなり汚れ、まわりは雑草だらけでした。そこでもともと3棟あった建物のひとつを壊し、その廃材を利用して残りの2棟を修繕したのだそうです。手前の建物と廊下だけで1年かかったといいます。雑草だらけだった敷地内は、奥さんを「庭づくりをやってみないか」と説得して協力してもらいました。

▼奥さんの手によって再生された庭。池も手づくり
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昭和30〜40年代の商品が豊富

リサイクルショップをするにあたり問題になったのが商品です。知り合いに頼んでいらなくなったものを提供してもらったり、地元の建築屋さんに解体工事があれば声をかけてもらい、そこからものを集めたりもしたのだそうです。扱っている商品は昭和時代のものがほとんど。中でも昭和30年代から40年代ぐらいのものが多いのだとか。

▼口コミで広がり今ではたくさんの商品が並んでいる
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昔から趣味で真空管ラジオを直していたという宮口さん。手先は器用で、店の修繕だけでなく陳列棚を作るなど、商品を修理したりはお手のもの。今では噂を聞きつけ、部品がない古い製品の修理を頼みにくるお客さんも多いそうです。

▼エジソンが作った100年以上前の蓄音器も修理され、商品として並んでいる
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▼商品を並べてある棚は宮口さんの手づくり。購入することも可能
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現在、店をオープンして13年目。少しずつ増やしていった商品は、今や1万点を越えると言います。商品の修理以外に、木工作品製作や店の修繕など、と忙しい毎日を送る宮口さん。「店は私、外は妻が手入れをしていますので、全体的に少しずつ変わっていっているんですよ」とおっしゃいます。

▼懐かしい黒電話。実際に店で使用しています
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この先の目標について聞いてみると「特に目標は定めていません。お客さんがゆったりと過ごせる店になればいいなと思っています。妻と仲良く焦らずゆっくり過ごしていきたいですね」と宮口さん。豆電球の場所は、国道275号線沿いにある道の駅「田園の里うりゅう」から北に約800mにあります。懐かしい昭和に浸れること間違いなし。時間を決めずゆっくりと過ごしてみてはいかがでしょうか。

▼学校関連のアイテムもいっぱい
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リサイクルショップ&木工房 豆電球
所在地:北海道雨竜郡雨竜町字満寿36番地80
電話:0125-78-3310
営業日:土・日・月曜日
営業時間: 11月〜3月 11時〜16時
4月〜10月 11時〜18時
公式ホームページ:http://www.mamedenkyu.com/

筆者について

石簾マサ

石簾マサ

すべてのしがらみを捨て札幌で永住するぞ……と移住してきた50代のおっさんライター。札幌楽し~い。移住者が見た札幌の楽しさ・良さを伝えていければ……と思っております。【編集部専属ライター】