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釧路で懐かしい昭和の時代へタイムスリップ!甘味処「なつかし館・蔵」

石簾マサ
Written by 石簾マサ

JR釧路駅構内に、懐かしい昭和の時代へとタイムスリップできる場所があります。その名も「なつかし館・蔵」。ご近所さんから外国人観光客まで、幅広いお客さんが訪れる人気の甘味処です。

四方の壁に飾られた古い映画のポスターをはじめ、あちらこちらから昭和のにおいを感じ取ることができる店内。どうしてこのような店が誕生したのか、社長の中野吉次さんに伺いました。

いつの間にか膨大なコレクションに

▼不思議と落ち着く昭和レトロ空間
釧路で懐かしい昭和の時代へタイムスリップ!甘味処「なつかし館・蔵」

「小さい頃、欲しくても買えなかったという思いが、原点だと思います」

社長の中野さんは、お店のいきさつについて、そう語ります。

「あれほど欲しかったものが、古くなって捨てられているのを見た時、もったいないと思ったんですね。それで、大人になって集めはじめるようになりました」

もともと収集する習慣があったという中野さん、昔の生活雑貨やおもちゃなど、いざ集めはじめるとコレクションはどんどん増えていきました。

コレクションが増えると、それを他の人にも見てもらいたいと思うのが自然の摂理。釧路市材木町に「なつかし館」という私設博物館をつくり、展示するようになったのが、釧路駅の「なつかし館・蔵」のはじまりでした。以来、増え続けるコレクションと共に私設博物館も増え、ついには駅構内にも誕生した、というわけです。

「オープン当初は駅構内ということもあって鉄道関連のものを飾っていたんですが、最近は映画の看板やポスターを主に飾っています」(中野さん)

▼よく見ると、実際に駅で使われていたであろうプレートなども
釧路で懐かしい昭和の時代へタイムスリップ!甘味処「なつかし館・蔵」

古い映画のポスターや人形などが飾られた店内は、不思議と心安らぐ空間。ついつい長居してしまいそうな雰囲気が漂っています。

▼寅さん、裕ちゃん……みんな若かったあの頃
釧路で懐かしい昭和の時代へタイムスリップ!甘味処「なつかし館・蔵」

「年配の方が、自分が亡くなった後に捨てられるくらいならもらってくれと、いろいろ持ってきてくださることも多いんです」 と、中野さん。まだまだコレクションは増えていきそうです。

甘味も食事もおいしい!

さて、最初にご紹介した通り「なつかし館・蔵」は、甘味処です。昭和の空気に浸りながら、お店自慢のメニューをいただきましょう。

▼おやき(120円)とたい焼き(140円)は定番人気
釧路で懐かしい昭和の時代へタイムスリップ!甘味処「なつかし館・蔵」

甘味処を謳っている通り、定番の人気となっているのはやはり甘味。たい焼きとおやきは、それぞれあんことカスタードクリームの2種類があり、どちらも売れ筋の一押し商品です。

▼ライスカレー(500円)、大盛り(600円)
釧路で懐かしい昭和の時代へタイムスリップ!甘味処「なつかし館・蔵」

また、食事メニューが充実しているのもこのお店の特徴です。中でも、すべて手作りしているというライスカレーは、お客さんから根強い人気を誇っています。野菜多めの家庭的な味わいで、このレトロ空間で食べると一層味わい深く感じそうです。

▼ラーメン(600円)は昔ながらの釧路ラーメン
釧路で懐かしい昭和の時代へタイムスリップ!甘味処「なつかし館・蔵」

こちらも人気なのが、ラーメン。もともと釧路ラーメンはあっさり系で縮れ麺が基本だったそうで、それを再現しています。優しい味わいがひとくち毎に染みわたり、スープをすべて飲み干したくなること間違いなしです。

▼店内から、ホームの様子を見ることもできる
釧路で懐かしい昭和の時代へタイムスリップ!甘味処「なつかし館・蔵」

駅の構内という抜群の立地にある「なつかし館・蔵」。地元に住んでいたら、駅を利用する度に通い詰めてしまうかもしれません。もちろん、旅行などでJR釧路駅を訪れる機会があるなら、ぜひお店に行くことをおすすめします。昭和の懐かしい空間が、優しく出迎えてくれますよ。

▼もちろん、優しい店員さんもお出迎え!
釧路で懐かしい昭和の時代へタイムスリップ!甘味処「なつかし館・蔵」

なつかし館・蔵 釧路駅店
住所:釧路市北大通り14丁目1番(JR釧路駅構内)
電話:0154-31-5055
営業時間:10時~19時
定休日:不定休
公式ホームページ

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筆者について

石簾マサ

石簾マサ

すべてのしがらみを捨て札幌で永住するぞ……と移住してきた50代のおっさんライター。札幌楽し~い。移住者が見た札幌の楽しさ・良さを伝えていければ……と思っております。【編集部専属ライター】