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湿原になぜか作業船がある「サロベツ湿原センター」

編集部
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【豊富町】2011年4月28日、日本最北の国立公園である利尻礼文サロベツ国立公園内、道道444号線沿いに、新たな拠点「サロベツ湿原センター」が誕生した。幌延町にある「幌延ビジターセンター」と共に、サロベツ原野の自然情報を学習することができる観光拠点だ。

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湿原になぜか作業船がある「サロベツ湿原センター」 本館「サロベツ湿原センター」ではサロベツ原野の動植物を展示・紹介したり、地質情報、開拓の歴史も学ぶことができる。入場は無料だ。また、隣接して「泥炭産業館」がある。かつてここで行われていた泥炭採掘の歴史、工場で使用されていた機械等を展示する。

サロベツ湿原センター裏手からは湿原内に巡らされた一周約1km(ショートカット散策路0.8km)の散策路がある。利尻山が見える展望デッキや休憩デッキも設けられており、泥炭採掘跡地を見ることができる休憩デッキも存在する。

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湿原になぜか作業船がある「サロベツ湿原センター」 そして、もうひとつの見所は、センター近くにある「浚渫船」「水洗分離機」の展示である。湿原の中から泥炭を採掘する時に活躍した水色の塗装がなされた泥炭採掘浚渫船と、運ばれた泥炭を水洗し分離する水洗分離機をそのまま屋外展示している。なぜここに作業船があるのだろうか。

このセンターの南側はかつては広大な泥炭採掘地であった。サロベツ原野では1970年から2002年まで泥炭を採掘し、パイプラインで工場に圧送、水洗・選別・粉砕・乾燥・ペーハー調整を経て、土壌改良材などの加工品を生産していた。残りかすは工場から水路を通り採掘跡地に戻されていた。このように泥炭は工業製品の原料としても利用されてきたのである。先述の「泥炭産業館」では、その歴史や機器類、行程の流れなどを学ぶことができるというわけだ。

大自然サロベツ原野を学び散策できるだけでなく、泥炭採掘という意外な一面も感じられるサロベツ湿原センターは、大変面白い施設である。


サロベツ湿原センター
住所:豊富町上サロベツ
TEL:0162-82-3232
営業時間:9:00~17:00(11~4月は10:00~16:00、4月は月曜日休館、11~3月は火曜日も休館)
入場無料
http://www.sarobetsu.or.jp/center/

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