日本最長の「馬の道」がある十勝・鹿追町で乗馬体験してみよう!

NHK連続テレビ小説『なつぞら』で十勝大平原が映像で全国に届けられており、十勝に憧れを持つ人たちが増えています。そんな十勝平野で乗馬体験してみませんか?

中でも、乗馬体験の整備がしっかりなされていて、初心者でもおすすめなのが鹿追町。なんと、ウッドチップが敷かれた乗馬散策道「馬の道」(ホースロード)を町が整備していて、町内観光施設を結んでいます。その長さは、町設置の14.4キロ、河川敷地24キロにその他一般林道を含んでいます。

この道を使って、初めての人でも何キロも馬に乗って十勝の自然を体感することができます。そしてロケーションも最高。標高2000メートルの大雪山系の山々や日高山脈、清流が流れる十勝平野を両方楽しめるのです。

今回は、そんな鹿追町で初心者が乗馬体験し、十勝大平原の自然を満喫してきました。

MY STABLEで草原・畑・河川敷・林を乗馬!

今回お世話になるのは、大草原の小さな家の隣りにあるMY STABLE(マイステーブル)。オーナーの安永さんによると、耐候性、耐久性に優れた種類の馬を、大自然の中で数十頭育てています。賢くおおらかな性格の馬が多いので、初心者でも安心して乗馬が楽しめるのが魅力です。

乗馬が初めてという方は、初心者90分コース(税込み11,000円)がおすすめ。最初にヘルメットと軍手を着用し、約10~15分ほどレクチャーを受けます。馬への乗り方、馬の進め方と曲がり方、止め方などを教えてもらいます。その後、外乗に進みます。

今回Cha cha Girlsの二人が乗るのは、ジェリーとゼファー。進むのが速い馬、マイペースで遅れを取りがちな馬などなど、性格も個々に違っています。馬に乗ると目線の高さが変わるので、地上を歩くのとは違った十勝の楽しみ方ができます。

畑の中を行くルート、草原の中を行くルート、然別川沿い築堤ルート、カラマツ林ルートなど、馬の上から見える景色は多岐に及びます。5キロ以上の道のりは、どこを切り取っても美しいものです。

やはり、草原の中を行くルートや、馬しか通れない畑の中を行くルートは、十勝らしさが感じられるのでおすすめです。然別川沿いルートは、5月になると桜が開花し、桜並木の中を乗馬できるそう。秋は紅葉も楽しめます。

あっという間の90分だったと話す二人。「ジェリーはずっといい子でした。ちょっと石ころに突っかかる感じとか、かわいかったです」、「ゼファーの好き嫌いの激しさが印象的でした。坂を登る時はルンルンですが、坂を下るのは好きじゃないから嫌がってて。感情豊かで女の子だなと思いました」と振り返りました。

自然を満喫しながら、馬と触れ合えるのが乗馬の魅力。日本最長の「馬の道」がある鹿追町で乗馬体験をぜひ楽しんでみてください。

【動画】映像で見るMY STABLE乗馬体験

MY STABLEは「バスタビ北海道」十勝編で訪れました。

MY STABLE
所在地:北海道河東郡鹿追町笹川北7線11-3
電話:090-1646-9307(事前予約)