旅する

トンネルを抜けた先に南国が?! ここも積丹ブルー「島武意海岸」

編集部
Written by 編集部

トンネルを抜けた先に南国が?! ここも積丹ブルー「島武意海岸」

南国のような独特のコバルトブルーの海「積丹ブルー」が見られる積丹半島。その代表格が半島先端にある「神威岬」ですが、もう一つの積丹ブルースポットが「積丹岬」です。

特に島武意海岸は人気の高いビューポイントです。人がやっとすれ違える狭いトンネルを抜けると、そこには南国のような異世界が待っています! 体力があれば、海岸まで降りて、透明度の高い海に触れてみてはいかが?

積丹岬に含まれるところ

積丹岬と島武意海岸が別々に紹介されることがありますが、同じ入舸エリア(出岬町)にあります(駐車場が同じ)。島武意海岸を含め遊歩道で行けるエリアを積丹岬と呼ぶことが多いようです。

トンネルを抜けた先に南国が?! ここも積丹ブルー「島武意海岸」

人道トンネルを抜けて見える島武意海岸は最大の人気ポイント。トンネル入口を脇道にそれて坂を上ると、岬灯台、無線方位信号所、笠泊海岸、女郎子岩、ピリカ岬近くまで散策することができます。これらすべてを積丹岬と呼ぶわけです。ここでは島武意海岸をご紹介しましょう。

トンネルを抜けた先に積丹ブルー!という感動風景

トンネルを抜けた先に南国が?! ここも積丹ブルー「島武意海岸」

島武意海岸は、積丹岬の中で最も人気があるポイントです。駐車場から歩いて1~2分程度で青い海が見られる気軽さが魅力です。

トンネルは高さが低く(約2m)、人がすれ違える程度の幅(2mない)しかありません。また、照明もなく、真っ暗闇なトンネルを通ります。全長約70mで、所要時間は1分。

トンネルを抜けた先に南国が?! ここも積丹ブルー「島武意海岸」
トンネルを抜けた先に南国が?! ここも積丹ブルー「島武意海岸」

島武意トンネルは明治時代の1895年4月に素掘りトンネルとして掘られたのが始まり。1972年に現在のトンネルが建設されましたが、老朽化のため2015年10月~翌年3月までトンネルを通行止めにして改修工事が行われます。ちなみに、このトンネルの上を積丹岬の遊歩道が通っています。

トンネルを抜けた先に南国が?! ここも積丹ブルー「島武意海岸」

島武意トンネルを抜けると、二段構造の展望スペースが整備されており、眼下に積丹ブルーが広がります。暗闇を抜けた先に広がる日本離れした感動風景は、まるで異世界のよう。

島武意とは、アイヌ語の「シュマ・ムイ」つまり「岩の入り江」を意味します。高さ約100mの断崖絶壁が続く積丹岬の海岸線。その高さから見下ろす、透明度の高い美しい青、静かな入り江、ひときわ目立つアクセントとしての屏風岩。すべてが調和よく、「日本の渚百選」に選ばれているのも納得です。

トンネルを抜けた先に南国が?! ここも積丹ブルー「島武意海岸」
トンネルを抜けた先に南国が?! ここも積丹ブルー「島武意海岸」

海岸まで降りて、透明度の高い積丹ブルーの海に触れてみよう!

展望スペースから海岸まで降りていく階段が整備されています。展望スペースから見ると、人が小さく見えます。急な階段を上り下りしますので、そこまで降りていく覚悟、体力、時間が必要です。歩きやすいシューズを準備しましょう。所要時間は45分程度みておきましょう。

階段は10回ほど折れ曲がりながら海岸に続きます。目線が徐々に下がっていき、海岸線が見えてくるとワクワクするもの。どの高さから見ても絵になります。

トンネルを抜けた先に南国が?! ここも積丹ブルー「島武意海岸」
トンネルを抜けた先に南国が?! ここも積丹ブルー「島武意海岸」

海岸は白っぽい岩々がごろごろしています。それほど波は高くなく、透明度の高い海が手に取るようにわかります。背後は崖。トンネルや階段がなければまさに秘境。ゆったり時間を過ごしたくなる場所です。夕刻に行けば、屏風岩の間に沈む夕陽と夕焼けが見られます。

トンネルを抜けた先に南国が?! ここも積丹ブルー「島武意海岸」
トンネルを抜けた先に南国が?! ここも積丹ブルー「島武意海岸」

鰊番屋跡地もあったのか

トンネルを抜けた先に南国が?! ここも積丹ブルー「島武意海岸」

展望スペースとを結ぶ階段の脇には、1917年築の石垣があります。この地域において漁業で栄えたヤマカギ斎藤家の鰊番屋跡地で、石垣の上には建物の残骸が残されています。特に石垣は100年近くたった今も残る頑丈な作りです。かつて積丹エリアで栄えたニシン漁の歴史を今に伝える貴重な跡地です。

展望スペースだけであれば短時間の滞在で積丹ブルーが楽しめますので、積丹ブルーを巡る旅では是非、積丹岬の島武意海岸をスケジュールに含めてください。もし時間や体力が残っていれば海岸まで降りていくことをお勧めします。

モデル:国沢有咲

AirBookmark

筆者について

編集部

編集部

北海道ファンマガジン編集部。編集部スタッフが取材執筆した記事や、名前を出さないライターの記事、寄稿記事の掲載の際にもこのアカウントが使われます。