街の中にあるからアクセス良好!新札幌「サンピアザ水族館」の楽しみ方

札幌市内にある水族館といえば厚別区にある「サンピアザ水族館」。JR新札幌駅からすぐというアクセスの良さから、札幌市民なら一度は訪れたことがある、馴染みの場所です。

そんなサンピアザ水族館が2017年の今年、開館35周年を迎えます。これを機に、子どもの頃に行ったきりという人も、思い出を再訪してみませんか?

▼駅から歩いてすぐというサクセスの良さ

まずは1階で癒やし&体験コーナー

サンピアザ水族館のコンセプトは、ズバリ「街の中の水族館」。地下鉄新さっぽろ駅から徒歩5分、JR新札幌駅からなら徒歩3分と、買い物がてら立ち寄れる気軽さが魅力です。展示されているのは、約200種1万点。それぞれのポイントを踏まえながら、さっそく館内を見て回りましょう。

1階入口から館内に入って、まず目に飛び込んでくるのは左右に配置された大小さまざまな水槽。ここでは、暖かい海の魚が展示されています。ウツボなど、魚たちの迫力ある顔を間近でじっくり観察してください。

▼水族館に来たワクワク感がここからはじまる!

暖かい海の魚の次は、やはり寒い海の魚。「流氷の天使」と言われるクリオネに癒やされたら、次に行き当たるのが「タッチングプール」。ヒトデやカニを実際に手で触ることができる体験コーナーです。せっかく来たからには、ぜひ触ってその感触や重さを体験してみましょう。

▼すぐ側に手洗い場もあるので安心

さらに奥に進むと、珊瑚礁の魚たちが展示されています。色とりどりの魚がひらひらと泳ぐ様子は、見ているだけで心が和みます。映画で人気者になったカクレクマノミも、かわいい姿で出迎えてくれますよ。

▼幻想的な珊瑚とクマノミのコラボ

2階はお楽しみイベントがいろいろ

2階では、北海道にも馴染みの深いイトウやサケといった川魚から、南米はアマゾンに生息する魚、はたまた深海魚まで、さらにバラエティ豊かな魚たちに出会うことができます。一部のマニアから絶大な人気を誇るダイオウグソクムシも展示されており、水槽の中からでも圧倒的な存在感で迫ってきます。

▼世界最大のダンゴムシと言われるダイオウグソクムシ

もちろん、かわいい生物もいるので、個性的な生物が苦手な方もご安心を。気持ち良さそうに泳ぐゴマフアザラシや、よちよち歩くペンギンの姿は、何時間でも見ていたくなるようなキュートさです。

▼黄色い飾り羽が特徴のイワトビペンギン

また、2階では毎日さまざまなイベントを行っているのも、見逃せないお楽しみです。「魚のサーカスショー」「デンキウナギの発電」「アザラシの餌付け」などなど、それぞれのタイトルだけでも興味をそそられます。

中でもいちばん人気のイベントが、11時、14時、17時と、毎日3回行われる「コツメカワウソのふれあいタイム」です。かわいいコツメカワウソの小さな手に触れられる、胸キュン必至のイベント。ぜひ体験しておきたいところです。

また、土日祝限定で行われているのが「裏側探検隊」。なんと水族館のバックヤードをスタッフの解説付きで見学できるという、貴重な体験型イベントです。参加希望者は、13時半までに入口前のインフォメーションへ集まるだけ。ただし希望者が多いと抽選になる場合もあるので、ご注意を。

▼いちばん大きな回遊水槽も上から覗ける

昨年12月にはカテプリなどの商業施設がリニューアルオープンしたこともあり、新さっぽろ駅周辺は今注目の熱いスポットです。そんな新さっぽろで、グルメやショッピングの合間に、水族館にも立ち寄ってみませんか? 日常とは少し違った空間が、思いがけず心のビタミンとなってくれるかもしれません。そして、それこそがきっと「街の中の水族館」の面目躍如たるところなのです。

▼2017年の干支「酉」にちなんだ特設水槽も

コツメカワウソと握手できるふれあいタイムはこちらの記事も参照

サンピアザ水族館
所在地:札幌市厚別区厚別中央2-5-7-5
電話:011-890-2455
定休日:年中無休
営業時間:4月~9月 10時~18時30分、10月~3月 10時~18時
入場料金:大人(高校生以上)900円 高齢者(65歳以上)720円 子供(3歳以上中学生まで)400円
公式サイト