旅する

朝早く起きれた人だけが見れる感動風景! トマム名物「雲海テラス」

編集部
Written by 編集部

朝早く起きれた人だけが見れる感動風景! トマム名物「雲海テラス」

【占冠村】 始まってまだ9年。それでも今やすっかりトマム名物になった感のある「雲海テラス」。星野リゾートトマムがトマム山(標高1239m)のゴンドラ山頂(標高1088m)に作った雲海テラスだ。このテラスからは、朝限定で、条件さえよければ、ダイナミックな雲海を見渡すことができる。朝早く起きることさえできれば、気持ちの良いクリーンな空気を吸いながら、まさに、大自然・北海道らしい感動風景を楽しめる。

朝早く起きれた人だけが見れる感動風景! トマム名物「雲海テラス」

雲海テラスは、2005年に「山のテラス」という名称で試験的に開設したのが始まり。2006年から現在の名称に変更し営業をスタートした。翌年に第二デッキを増設、2011年に第三デッキを増設、2013年に当初のテラスを港デッキ、第二テラスを渚デッキ、第三テラスを岬デッキに改名、ゴンドラ駅舎屋上に新たに灯台デッキを設置した。

▼2013年設置の灯台デッキ
朝早く起きれた人だけが見れる感動風景! トマム名物「雲海テラス」

来場者数は年々右肩上がり。星野リゾートトマムによれば、初年度の2006年に10342人だったが、2013年は初の年間10万人を達成し112411人で、営業開始と比べると10倍、累計40万人近くが訪れている。

雲海テラスの3つのタイプとは?

朝早く起きれた人だけが見れる感動風景! トマム名物「雲海テラス」

雲海テラスから見ることのできる雲海の姿形は毎日異なる。行くたびに違ったタイプの雲海に出会えるはず。実は、2000年5月以降北海道大学による雲海調査が続けられており、それによれば、雲海テラスから見られる雲海のタイプは大きく分けると3つあるという。

1.放射霧型:放射冷却で地表付近の気温が低下することによって低い雲(霧)が発生、夜に風が弱く晴れている場合に発生するタイプ。トマムで発生するものと、日高から流れてくるものの2種類がある。

2.移流霧型:高気圧に覆われ、釧路沖の太平洋で発生した雲が日高山脈を越えて東から流れ込んでくる太平洋型。十勝地方に濃霧注意報が発表されたときに発生しやすい。雲の高さと厚さの条件がそろえば、大きな滝のように見える。

3.悪天候の雲海:低気圧が来て天候が悪い時や天候が崩れる時。低気圧や前線が近くにあると発生しやすい。山にまとわりつくように発生してやがて広がりを見せ、雲海テラスも雲の中に入る。

雲海テラスを見に行くにはいつがいい?

朝早く起きれた人だけが見れる感動風景! トマム名物「雲海テラス」

せっかくだから素晴らしい雲海に出会いたい。でも、いつ行けばいいのかが悩みどころ。自然相手だけに、雲海が見られる日は決まっていないからだ。

とはいえ、雲海が発生しやすい条件があって、6月~7月の時期に可能性が高く、30%~40%前後の確率で見られるという。営業時間は4:00から5:00にかけてから(時期によって異なる)だが、できるだけ早い時間帯から待機しているほうが可能性は高いとする。雲海発生時間は30分~3時間までその日によってさまざまだ。

心配なら「雲海情報ダイヤル」またはウェブサイトで前日予想を得られるので、利用するのも良いだろう。0167-58-1205の音声案内で、雲海発生確率を前日15:00に更新し、当日は営業開始30分前と営業中に更新するので、確認しておこう。予約は必要ない。

当日は頑張って朝早く起きよう。その後、ゴンドラに乗って山頂まで行くので、標高593mの高さにある山麓駅始発のゴンドラに乗ろう。片道13分の空中散歩を楽しめば山頂の雲海テラス(160席)に到着する。テラスがせり出しており、雲との距離が近く、気象状況によっては足下から続く雲海を楽しめる。降り最終ゴンドラの時間が決まっているので、置いてかれないよう注意しよう。

▼雲海ヨガ体験も実施
朝早く起きれた人だけが見れる感動風景! トマム名物「雲海テラス」

▼ゴンドラ山麓駅にあるオープンカフェ「雲のしたカフェ」。7月~9月はお食事も可能。
朝早く起きれた人だけが見れる感動風景! トマム名物「雲海テラス」


星野リゾートトマム「雲海テラス」2014年
営業期間:2014年5月17日~10月14日(天候不良時営業中止)
6月30日までは4:30~7:00(降り最終8:00)
8月31日までは5:00~8:00(降り最終9:00)
9月19日までは4:00~7:00(降り最終8:00)
10月14日までは4:45~7:00(降り最終8:00)
ゴンドラ料金往復:大人1900円、小学生1200円(いずれも税込)
シーズンパス:大人5000円、小学生3000円
TEL:03-5159-6323
公式ウェブサイト

AirBookmark

筆者について

編集部

編集部

北海道ファンマガジン編集部。編集部スタッフが取材執筆した記事や、名前を出さないライターの記事、寄稿記事の掲載の際にもこのアカウントが使われます。