"> ">間近でタンチョウのヒナを見るならここへ―釧路市丹頂鶴自然公園 – 北海道ファンマガジン [ファンマガ]
旅する

間近でタンチョウのヒナを見るならここへ―釧路市丹頂鶴自然公園

美裡紫
Written by 美裡紫

【釧路市】 釧路空港から車で10分、「釧路市丹頂鶴自然公園」にて今年2年ぶりに丹頂の赤ちゃんが生まれました。5月6日に親鶴がヒナを連れて出てきたことを確認したという情報を得て、テレビのニュースでは何度と見たことはあるものの実際には一度も拝見したことがないヒナにわたしもぜったい会いたくなり、さっそく我が肉眼で確かめに行ってまいりました。

 ここでの鶴たちはいくつかに区画された場所に数匹ずつが生息しており、大勢を一気に見ることはできないが近くに来たとなるとかなり間近で丹頂を観察することができる。それでも奥行きがあるので広く、自然のまま維持された草が生い茂るスペースや水たまりもあり平面なだけではないために、目的のヒナがまったく見当たらないほど丹頂たちにとっては過ごしやすい環境となっている。

間近でタンチョウのヒナを見るならここへ―釧路市丹頂鶴自然公園 間近でタンチョウのヒナを見るならここへ―釧路市丹頂鶴自然公園

間近でタンチョウのヒナを見るならここへ―釧路市丹頂鶴自然公園 そんな見つけるのに困難な状況のなか、ようやく生きている姿を草むらのなかで小さいながらもしっかりきちんと発見した。その小ささとは裏腹に見つけた瞬間の喜びはとてつもなく大きく、そして次第にヒナは動きだし、あの生まれたての黄色い毛で覆われた丸みのある体とそれを支える今にも折れそうな細長い足で一生懸命、親鶴の後を追い徐々に手前に歩み寄るその姿に愛らしさを感じない人はいないのではないだろうか。

 丹頂は雄雌ともにヒナをとても大事にする生きものであることがわかるかのように、ここにいた親鶴(ケオとツルミ)も常に互いにヒナの姿を気にしており、餌のある箱から口に入れてはヒナのもとへと運ぶ様子を何度と見ることができた。最後には母鶴が地面へしゃがみ込み、ふんわりとした羽根のなかへとヒナが入るという、写真でしか見たことがなかった光景も見ることができ、とても貴重な時間を過ごすことができて大満足。

 餌をあげる時間帯もあるみたいで、その時間に合わせて見に行くとまたさらに楽しむことができそうだ。土日祝日も開園しているので、今年はこの「2年ぶりの赤ちゃん」を見にぜひ釧路へ!


釧路市丹頂鶴自然公園
 住所: 釧路市鶴丘112
 時間: 4月10日から体育の日までは9:00~18:00
    体育の日から4月9日までは9:00~16:00
 休園日: 12月31日~1月3日
 HP: http://kushiro-tancho.jp/

AirBookmark

筆者について

美裡紫

美裡紫

1981年7月2日北海道生まれのライター・エッセイスト。「美裡紫の発掘☆オホーツク」では主にオホーツク管内の旬の情報を発信している。これまでに道東圏タウン情報誌『CAM'S北見』でのエッセイ連載をはじめ、モデル活動や各地カフェにてフォトギャラリーを開催している。趣味は写真・創作関係。