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活火山「有珠山」の山頂はどうなってるの?有珠山登山口から登ってみた

綺麗な景色と過酷な自然を観賞できる展望台

南外輪山展望台へ向かうとすぐに、有珠山を背にして有珠善光寺奥の院が建っています。

▼山の平穏と道中の安全を祈願し、先へ進む
活火山「有珠山」の山頂はどうなってるの?有珠山登山口から登ってみた

南外輪山展望台では、綺麗な景色とともに中央火口丘の全貌を見ることができるので、お勧めの場所です。山の反対側も綺麗に見え、有珠山が洞爺湖と内浦湾の間にあることがわかります。

活火山「有珠山」の山頂はどうなってるの?有珠山登山口から登ってみた

▼有珠山全景。左奥には羊蹄山も見える
活火山「有珠山」の山頂はどうなってるの?有珠山登山口から登ってみた

次は噴煙をより近くから見ることができる、火口原展望台へ向かいます。外輪山遊歩道を戻り、先ほど出てきた登山道を通りすぎると、火口原展望台にある東屋とトイレ施設が見えてきます。

活火山「有珠山」の山頂はどうなってるの?有珠山登山口から登ってみた

火口原展望台からは、銀沼火口と有珠新山、小有珠の噴煙を間近で見ることができます。銀沼火口を見ていると、1977年噴火の前まで水と緑があふれ、沼にボートを浮かべていたり放牧されていたとは全く想像できません。

活火山「有珠山」の山頂はどうなってるの?有珠山登山口から登ってみた

▼銀沼火口と有珠新山裾から立ち上る噴煙
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▼小有珠から立ち上る噴煙
活火山「有珠山」の山頂はどうなってるの?有珠山登山口から登ってみた

火山を間近に感じる外輪山遊歩道

火口原展望台からロープウェイ山頂駅へ向かって外輪山遊歩道を進み、火口原と反対側には内浦湾が綺麗に見えるのですが、ちょっと目線を落として斜面を覗くと、なんと、草の間からも水蒸気が立ち昇っています。現在立っている場所は活火山の上であることを改めて実感します。

活火山「有珠山」の山頂はどうなってるの?有珠山登山口から登ってみた

外輪山遊歩道は、有珠山の南側から東側にかけて回り込みながら火口の様子を見ることができます。1977年の噴火以来40年経過しているため(2000年噴火では主に西側に位置する西山山麓、金毘羅山山麓の噴火)、若齢林や湿原生態系を観察することができる貴重な場所でもあるようです。外輪山内部の荒涼とした中に生える緑を見ると、生命の力強さを感じる風景です。

活火山「有珠山」の山頂はどうなってるの?有珠山登山口から登ってみた

そのまま外輪山遊歩道を歩いてロープウェイ山頂駅を目指すのも良いですが、覚悟してください。先は登りとなっており途中には、斜度45度269段の階段が待ち受けています。

▼269段の直線階段の後も登りで、全部で600段ほどあるとか
活火山「有珠山」の山頂はどうなってるの?有珠山登山口から登ってみた

もちろん階段を上りきった先も見どころ満載です。

▼すり鉢状にえぐれた銀沼火口。縞模様になっている地層で、これまでの噴火の回数がわかる
活火山「有珠山」の山頂はどうなってるの?有珠山登山口から登ってみた

▼ロープウェイ山頂駅から見える大有珠の溶岩ドーム
活火山「有珠山」の山頂はどうなってるの?有珠山登山口から登ってみた

実際に火山へ登ることによって、噴火の規模を知ることができ、地球の力というものに圧倒されます。有珠山へ登ろうとお考えの方は、有珠山に関して色々と調べてから登ってみてください。普通の登山では味わえない魅力と、火山に対する意識の変化を感じられるはずです。

有珠山について詳しく知りたいという方は、2009年に世界ジオパークに登録された「洞爺湖有珠山ジオパーク」を巡ってみることをお勧めします。

筆者について

中瀬りあの

中瀬りあの

スポーツ万能インドア派を目指してきて、はや40代。アウトドアスポーツは何でも挑戦。インドアでは世代的にゲーム好き。(どちらも上手くはない)子供のように何にでも興味はある。