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実は全道トップクラス?「寿都温泉ゆべつのゆ」を勧めるワケとは

いくつもの温泉郷が点在する、温泉天国北海道。これまでにも北海道ファンマガジンでは、数多く温泉地や温泉施設を取り上げてきました。そんな中、今回ご紹介するのが「寿都温泉ゆべつのゆ」です。

一見、ごく普通の温泉施設のように見えますが、全道トップクラスと称する人もいるくらい、優れた泉質に恵まれているのです。しかも2種類の泉質が楽しめるとあって、これは温泉好きのみなさん、見逃せませんよ。

2種類の異なる泉質を堪能

札幌から約150km、函館からは約140kmの距離に位置する寿都町。豊かな海と山に囲まれたその地に「寿都温泉ゆべつのゆ」(以下ゆべつのゆ)があります。

▼札幌から車で約3時間、函館からは約2時間50分
実は全道トップクラス?「寿都温泉ゆべつのゆ」を勧めるワケとは

1988(昭和63)年12月にオープンし、以来、地元の人からも観光客からも親しまれてきました。評判になっているのは、やはり泉質の良さです。ここは塩化物泉と硫黄泉、2つの源泉を持つ温泉施設なのです。

▼勢いよく吹き出す硫黄泉の源泉
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硫黄泉は古くなった皮膚の角質に効果があるとされ、「美肌の湯」として知られています。特にゆべつのゆの硫黄泉はアルカリ性が高く、しっとりとした優しい肌触り。

▼硫黄泉が楽しめる広い内湯
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また、塩化物泉は血液の循環を良くする効果があるとされています。筋肉をやわらげ、芯からほぐされていく気分になれる、いわば「癒しの湯」。ゆべつのゆでは、源泉掛け流しでも楽しむことができます。

▼源泉掛け流しの塩化物泉の内湯
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もちろん、寿都の豊かな自然を目の前にしながら湯浴みができる露天風呂もあります。景色ごとに異なる山の表情を眺めながら、ゆっくりと体を温める至福のひとときが味わえます。

▼露天風呂に浸かれば山並みを見ることができる
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この他、蒸気風呂やサウナなどもあり、しっかりと発汗してリフレッシュすることができます。思い思いのスタイルで、評判の泉質を心ゆくまで堪能してください。

▼常に清潔感の保たれた脱衣場
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予約すれば見事な眺望も!

入浴後は、ゆっくりとくつろぎたいもの。40畳の大広間で、ほっとひと息つきましょう。

▼湯上がりは、やはり畳が心地いい
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ひと息ついたら、やはり気になるのが食事です。ゆべつのゆでは、豊富なメニューの揃うレストランがあり、誰でも利用できます。

▼レストランのみの利用も可能
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レストランの大きな窓からは、駐車場の奥に広がる白樺の木立を眺めることができます。明るく開放的な雰囲気の中、そば、うどん、ラーメン、丼や定食などが楽しめます。

▼天丼(税込800円)
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人気の天丼は種類も量も多いのですが、衣がサクサクと軽い食感なので、女性でもペロリと食べてしまうそう。漬物と汁物に加え、ちょっとした小鉢が付いているのもうれしいところです。

おいしい食事に、素晴らしい泉質。温泉施設にこれ以上望むことはないのですが、実は、ゆべつのゆにはもうひとつおすすめしたいポイントがあるのです。

▼施設には秘密の(?)展望台が
実は全道トップクラス?「寿都温泉ゆべつのゆ」を勧めるワケとは

ゆべつのゆにあって、あまり知られていないのが、展望台の存在です。現在は展望台へと続くエレベーターが壊れてしまっているため、残念ながら普段は閉鎖されています。特別に上らせてもらうと、そこに広がっていたのは、まさに寿都らしいダイナミックな景色。

▼展望台からの見事な眺望
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眼下に広がる田園風景と、遠くに見えるのは風力発電所の風車。さらにその奥には、寿都湾も見て取ることができます。ちなみにこの展望台、普段は閉鎖されていると先述しましたが、お客さんからの要望があれば自己責任ということで上らせてくれるとのことです。その際は予約が必要ということなので注意してください。

温泉を満喫し、おいしいものを食べ、最後にこんな景色を見ることができたら、帰路につく頃には気持ちまで豊かになれそうですよ。

写真撮影:西村なぎさ(寿都カメラ)

寿都温泉ゆべつのゆ
所在地:北海道寿都郡寿都町字湯別町下湯別462
電話:0136-64-5211
営業時間:4月~11月 10時~21時30分、12月~3月 10時30分~21時30分
定休日:第一月曜日(祝日の場合は翌日に振り替え)
公式サイト
Facebookページ
取材協力
寿都カメラ
所在地:北海道寿都郡寿都町字新栄町51-1
電話:0136-62-3950
営業時間:10時~19時
定休日:日・祝
(営業時間、定休日は変更になることがあります。詳しくは公式サイトの休日情報をご覧下さい)
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筆者について

石簾マサ

石簾マサ

すべてのしがらみを捨て札幌で永住するぞ……と移住してきた50代のおっさんライター。札幌楽し~い。移住者が見た札幌の楽しさ・良さを伝えていければ……と思っております。【編集部専属ライター】