「キモカワ」という表現がぴったり!? 紋別のご当地怪獣・モンベモン

今や全国各地に出現するご当地キャラクター。「ゆるキャラ」なぞ言い、ちょっとしたブームになりつつある最中、紋別市にてとんでもないものを発見してしまいました。その名も「ご当地怪獣・モンベモン」

 なにやら「鴻之舞の金と海産物が好物の守護獣モンベモンはオホーツク海の冷たい水温で長い間仮死状態になっていたが、2021年に温暖化で目覚め、流氷に乗って紋別に上陸した」という設定のもと昨年生まれているらしいこのモンベモン、地域活性を目的とし作られたキャラクターたちはほとんどがかわいらしい表情をしているというのにどういったわけか逆を行き、とにかく見た目が奇妙でインパクト大。目玉が4つか、それとも鼻穴なのか、とにかくどっちにしても同型のものが4つ顔中央に並んだうえで口元はアザラシチックの牙があるこの風貌は、どちらかと言えば気持ちが悪いに程近く一見では避けてしまいたくなるくらいの怪獣っぷり。

けれどなぜだかこれが数日後に後を引くかのように恋しく(?)なり、わたしに至ってはいつの間にかストラップまで入手してしまっていたのだから何かしらの魅力はあるに違いない。一時期流行った「キモカワ」という表現がモンベモンにはぴったり……なのはストラップサイズの小さいものに限定した場合であり、ちょっと大きめ人形サイズではかわいいとまでは行かないのかも知れないが気になる存在であることには変わりはない。

市内では有名でもまだ知名度はさほど高くはないのか、道内でも知らない人はたくさんいる様子。個人的にわたしの中では人気に火がつきまくりなので、地道に細々宣伝して回っている手応えは大あり!気持ち悪いけど後引いて気になるあの現象は、どうやらわたしだけではなかったみたい。これはモンベモン旋風が巻き起こるのも夢ではなさそうな予感。

 ストラップは紋別観光協会をはじめ、紋別市内のお土産屋さんを中心とした数カ所にて販売中。茶色いモンベモンのほか、「モモンベ」という名も付いているらしいピンク色したものは実は女の子。カップルで併せて持つというのも楽しそうである。

モンベモンFacebookページ
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