"> ">あの「鬼そば藤谷」も参戦し大盛況―「網走一番!麺合戦」開催 – 北海道ファンマガジン [ファンマガ]
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あの「鬼そば藤谷」も参戦し大盛況―「網走一番!麺合戦」開催

美裡紫
Written by 美裡紫

【網走市】 近頃、網走のイベント行事のなかで市内外から参加する麺を扱った食べものの競い合いとも言うべく、麺屋の出店を中心としていることが非常に多い。先日網走駅を会場とし行われたオホーツクSLフェスタでは「イケ麺バトル」と称しさまざまな麺類を毎年販売しているのを目にした。今年(2013年)は、昨年よりシーズンを秋から夏に変更し人気は据え置きの「網走一番!夏祭り」でも麺バトルなる「網走一番!麺合戦」が行われ、各店舗の全"麺"戦争が繰り広げられていたのでもちろん参加してまいりました。

麺合戦とは言っても特に何かを競い合うわけでなく、目を血走らせ熱き戦いに挑んでいるものではなく、出店者同士は至って穏やか。さほど広いわけではない飲食ブースに網走ご当地グルメでもある網走ちゃんぽんや地元でおいしいと評判のうどん、最近流行りのナポリタン味の焼きそばなど多種多様。ふだんは麺を扱っていないお店からもこの日特別に考えた麺を販売していたりもして、網走地区消防組合消防団のみなさんの網走名産でもあるヤマワサビを効かせた冷そばは、地元の旨みを伝えつつ手羽元をまるまる入れてボリュームも加えるというナイスアイディアでおいしく販売。そして今回わたしが注目し、この日を待ちに待ったいちばんの目的ともなった楽しみは、東京から参戦してくれた「鬼そば藤谷」だ。

あの「鬼そば藤谷」も参戦し大盛況―「網走一番!麺合戦」開催 渋谷のセンター街に店舗を持つ鬼そば藤谷さんは、東京ラーメンショー2011にて優勝を果たしたという日本が認める優秀麺屋!そんなお店がわざわざ東京から来てくれているのだからこれは食べなきゃぜったい損。というわけで、「鬼塩ラーメン」をいただきました。

このお店の第一歩となったのは鬼塩ラーメンからで、店主が素材にこだわり一品一品を自ら足を運んだり素材の制作者と会話をし厳選したもを使い、各地の思い出のぎゅっと詰まった自慢のスープに合わせた味付けのおいしい具材、そして試行錯誤の末生まれた麺。なぜわたしがこのラーメンにここまで注目をおくかというと、なんと鬼塩ラーメンには我がオホーツクの宝・網走産干し貝柱を使っているのです!

実は北海道出身で、子供の頃の引越で北海道を離れた際に「北海道を忘れてはいけない」という意味を込めて御尊父が道産食材を使ったラーメンを食べさせてくれたことがラーメン作りに興味を持つきっかけとなったのかも知れない店主。北海道の旨さをずっと忘れず思い続けてくれていたなんて道民としてはこの上なく嬉しいよね。

お味のほうは文句なしの二重丸!塩ってちょっと口の中に刺激が残るイメージなところを、この鬼塩ラーメンはとってもやさしい。正直、塩ラーメンって今まで避けていたところがあったのに、このラーメンで一気にイメージ逆転!どれだけこだわって作ったかが飲むと一口目ですぐわかり、ここへ網走の貝柱が使われているかと思うと歓びでいっぱい。こんなにやわらかい口当たりの塩スープってはじめて。感激。たまに貝柱がスープの奥底から現れてくれて、これってちょっとテンション上がるよね。トッピングのネギは本来なら完全に除けて食べるネギ嫌いのわたしが、すべて残さず食べられるという快挙達成。どういうこと?なんでネギまでおいしいの?チャーシューなのか、鶏肉がのっていてこれが肉の食感を残しつつも柔らかくて本当にお気に入り!メンマももちろんだし、中央にのせられた柚子で風味と上品さもプラスして、何から何までひとつひとつがとっても旨い。麺も中細な感じでスープとの相性抜群。多少のびてもおいしく食べられる麺でした。

網走にいながらにして、東京の凄い麺や各地の人気麺を食べられるイベントって市民だけでなく近場にいる人も集まってくれていい機会。これからもぜひ続けてほしいし、色んな人に遊びにきてもらいたい。そして鬼そば藤谷さんもまた参加してほしいな。

あの「鬼そば藤谷」も参戦し大盛況―「網走一番!麺合戦」開催 《おまけ》 ちなみに「鬼そば藤谷」さんの店主アゴまね芸人でおなじみHEY!たくちゃんだってことはご存知?2年前の「網走一番!秋祭り」では原口あきまささんとともにステージで笑いをとってくれて、実はわたしも大ファンだったり。しかもなんとわたくし美裡紫と生年月日がぴったり一緒!なので、ある意味双子な2人で記念撮影をお願いしたら快くOKしてくれました。このやさしさがラーメンにも伝わっているんだね。

※第2回「網走一番!夏祭り」内「網走一番!麺合戦」は2013年7月20日、大盛況の中無事終了しております。また来年のこの季節にぜひお越し下さい。

鬼そば藤谷
 http://www.onisoba.com/

筆者について

美裡紫

美裡紫

1981年7月2日北海道生まれのライター・エッセイスト。「美裡紫の発掘☆オホーツク」では主にオホーツク管内の旬の情報を発信している。これまでに道東圏タウン情報誌『CAM’S北見』でのエッセイ連載をはじめ、モデル活動や各地カフェにてフォトギャラリーを開催している。趣味は写真・創作関係。