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シーズン到来!『流氷ノロッコ号』に乗ってゆっくり流氷観光はいかが?

美裡紫
Written by 美裡紫

シーズン到来!『流氷ノロッコ号』に乗ってゆっくり流氷観光はいかが? 【網走市・小清水町・斜里町】 2月のオホーツクといえば流氷シーズン。各流氷観光船の運航はしているものの、「船はちょっと苦手」という人も少なくはない。間近で流氷を観測するにはやはり船が一番だけれど、どうしても……という場合にはぜひ、流氷観光列車『流氷ノロッコ号』に乗っていただきたい。

走行速度を落として観光しやすい!

流氷とともにやってくる、深いグリーンにレトロな風貌をしたこのノロッコ号のネーミング由来は「ノロい(遅い)」と「トロッコ」を掛け合わせた造語と言われているように、速度は普通列車に比べて若干遅め。オホーツク海沿いをゆっくり走行するため、流氷を含めた周囲の情景をしっかり見渡すことができる。名所へ差し掛かると時速30~40km程度の速度に落としてくれるほか、アナウンスで各見どころの案内をしてくれるのもうれしいポイント。

やはり乗るなら展望車両!

5両編成で走行する流氷ノロッコ号は2~5号車が展望車両となっていて、外を眺めやすいだけでなく、オホーツクの番屋風の車内と木製の座席でいつもとはひと味もふた味も違った旅を演出してくれているので、特別な気分にもなれてしまう。オホーツク海側へ向いている席は横並びのベンチシートとなっているので景色が非常に見やすく、運が良ければ大きな窓からオオワシや白鳥の群れを見ることができるかも!?

寒冷地ならではの楽しみ方やご当地土産の車内販売も!

なんとこの流氷ノロッコ号には、寒さを意識させられるようなダルマストーブが設置された車両もあり、懐かしさや物珍しい気持ちで旅を楽しむことができるのも魅力のひとつ。3号車の車内販売カウンターではスルメや鮭とばを販売しているので、ストーブにのせて炙って食べることももちろん可能。他にも、流氷ノロッコ号限定プリンやオホーツク銘菓・ほがじゃも置いているので、旅のお供にぜひご堪能を。

今年もやってきたこの流氷ノロッコ号は、網走~知床斜里を区間とし1日2往復している。北浜駅では約10分間の停車時間が設けられているので(※流氷ノロッコ1号のみ通常停車なので注意)、目の前に広がるオホーツク海や奥手に見える斜里岳を含め写真撮影にも持ってこい。

特に外国人観光客で毎年にぎわうため、一般自由席まで乗客でびっしり!指定席もあるので確実に乗車したい場合は予約を入れて良い席を。

流氷ノロッコ号
運行期間:2014年2月1日~2月28日(※3月も運行予定)
JR北海道釧路支社の情報ページ

筆者について

美裡紫

美裡紫

1981年7月2日北海道生まれのライター・エッセイスト。「美裡紫の発掘☆オホーツク」では主にオホーツク管内の旬の情報を発信している。これまでに道東圏タウン情報誌『CAM’S北見』でのエッセイ連載をはじめ、モデル活動や各地カフェにてフォトギャラリーを開催している。趣味は写真・創作関係。